昭和のワッフル
▲昭和の頃は、ワッフルといえば、この食べ物を指していた。私が子供の頃は、カスタードクリームが主流だったが、画像のワッフルにはミルククリームが挟んである・・・・・・。
みなさんはワッフルというと、どんな食べ物を想像するだろうか。
ちなみに私は、楕円形のやわらかいフワフワの皮に、カスタードクリームを挟んで、2つ折りにしたものを思い浮かべる。
個人的にはずっとそれが常識だと思っていたのだが、どうも最近は違って来ているらしいのだ・・・・・・。
若い世代の人たちに、「ワッフルをイメージして」というと、丸い生地を格子状に焼いた、食感のしっかりとした、ベルギーワッフルの方を思い浮かべるようだ。
思わず、「え~~~~~!」と言いたくなるのは、私だけではあるまい。
ベルギーワッフルは手軽に食べ歩き出来ることが人気のようだが、私にはどうもその形状が、アシナガバチの巣に見えてしまい、かぶりついている人を見かけると、思わず「フッ!」と笑ってしまいそうになる・・・・・・。
じつはワッフルの語源は、中世オランダ語の「wafele」だといわれている。
で、この「wafele」は、蜂の巣から派生した言葉なのだそう。
どうりでアシナガバチの巣にそっくりなわけだ・・・・・・。
どうでもいいが、このアシナガバチの巣ことベルギーワッフルは、私が子供の頃にはなかったと思うのだ。
そう思って、ちょっと調べてみると、ベルギーワッフルが世の中の多くの人に知られ、大ブームを巻き起こしたのは、1990年代の後半になってからのようだ・・・・・・。
一方の2つ折りの皮にカスタードクリームをサンドしたワッフルは、どうも明治の頃からすでにあったらしい。
で、この2つ折りワッフルは、日本人が日本風にアレンジした、ジャパニーズワッフルというべきものだったようだ・・・・・・。
▲2つ折りワッフルは生地がフワフワで柔らかく、摘まんでパッケージから取り出そうとすると、崩れそうになるほどだった。だからベルギーワッフルのように、食べ歩きをすることには向いていない・・・・・・。
ちなみにワッフルという食べ物は世界各国にあって、味や形がそれぞれ全く違うのだそうだ。
「ワッフルとはこうあるべき」という厳格な取り決めは特にないのだろう・・・・・・。
2つ折りのジャパニーズワッフルに話を戻そう。
現在では2つ折りワッフルにサンドされているのは、カスタードクリームが主流になっている。
そしてこれは私が子供の頃からずっとそうである・・・・・・。
ところが2つ折りワッフルが普及し始めの頃は、なんと餡子がサンドされていたらしいのだ。
何だかどら焼きみたいな気もしないでもないが、いま考えると新鮮ではある。
その後、あんずジャム入りの2つ折りワッフルが登場し、「ジャム入りワッフル」と呼ばれていたそうだ。
で、その後、カスタードクリーム入りが登場することになるのだが、最初にカスタードクリームをサンドしたのは、新宿中村屋だったそうで、1904(明治37)年のことだったという。
そう考えると、私が子供の頃に食べていたワッフルは、すでに歴史のあるお菓子だったということになる・・・・・・。
しかし、当時の私は、そんなこととはつゆ知らず、ワッフルを「パクパク」と、口の中に放り込んでは、「うめぇ~、うめぇ~」と早食いに徹していた。
当時の私に、現在の私が伝えたいことは、「もっと味わって食え!」と「お前はヤギか!」の2点である・・・・・・。




















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