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2019年7月26日 (金)

くしゃみ

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犬の鳴き声と言うと、「ワン!」と表現されることが多いが、実際には「ワン!」とはっきり鳴く犬はまずいない。


犬の鳴き声を注意深く聞いてみると、「バアゥッ!」だったり、「ボオゥッ!」だったり、「キャン!」だったり、「アン!」だったり様々だ。


また、大型犬の鳴き声は低く野太く、小型犬に近付くにつれて、甲高いキンキン声になって行く。


じつは今回のテーマは「くしゃみ」なのだが、このような犬の鳴き声によく似たくしゃみをする人が意外と多い・・・・・・。


男性の場合(特におやじ)は大型犬の鳴き声の人が多く、くしゃみの時に発する声の大きさもほぼ大型犬と言ってよく、駅のホームの端っこの方でしたくしゃみでも、かなり遠くまではっきりと響き渡る。


逆に近い距離で大型犬タイプのくしゃみをされると、思わず「ビクッ!」と驚いて体が反応してしまうこともしばしばである。


最悪なのは知らないうちに大型犬の人が後ろに並んでいた時で、自分の真後ろで「バアア~~ゥッ!」などと大音量で吠えられると、「うわあああ~っ!」などと叫び声を上げ、思わず持っているものを投げ捨ててしまいそうになるほど仰天する。


ケーキなどを持っている時は要注意である・・・・・・。


いつだったか駅のホームで、電車を待ちながら女子高生二人組が話に夢中になっていた。
するとそのすぐ後ろに並んでいたおやじが、突然「バアア~~ゥッ!」とバカでかいくしゃみをした。


当然、女子高生二人組は驚いて、「ヒャーーアッ!」と叫びながらその場から飛び退き、二人で抱き合いながら、「な、なに?、なに・・・?」と、何が起きたのか理解出来ない様子で振り返っていて、思わず笑ってしまったことがあった。


二人を脅かしたおやじはばつが悪かったのか、その後自動販売機の脇に隠れて小さくなっていた・・・・・・。


女性には小型犬の鳴き声に似たくしゃみをする人がけっこういる。
大型犬のおやじのように驚かされることないので、その点は安心して聞いていられる。


小型犬なのでチワワやダックスフント、ポメラニアンの鳴き声を想像してもらえばいい。


「キャン!」と単発ならそう気にならないが、「キャン、キャン、キャン!」と連発されると、「ああ、小型犬が鳴いているみたいだな」と、誰もが思うはずだ。


私の友達は自宅に客が来た時に、鼻がムズムズして来て、別の部屋でくしゃみをしていたところ、あとから客に「犬飼ってんの?」と聞かれたことがあったそうだ・・・・・・。


「アアーーッ!」とか「ギャーーッ!」という絶叫系のくしゃみをする人もいる。
「アアーーッ!」は男性に多く、「ギャーーッ!」は女性に多い。


ちなみに「アアーーッ!」の「ア」は、濁点の付く「ア゛」の印象が強い。


絶叫系のくしゃみをする人は、男性の場合は様々な年代の人がいるが、女性の場合はほとんどが50代以上のおばさんだ。


絶叫系とは言うものの、そこはやはりくしゃみなので、「アアーーッ!」や「ギャーーッ!」の直前には、大きく息を吸い込む瞬間があるので、「ああ、くしゃみなのね」ということは事前にある程度は分かるのだが、突然絶叫されるとやはり驚くものだ。


出来ることなら、「ハ、ハ、ハッ、ハ~~クション!」のように、くしゃみの直前の「ハ、ハ、ハッ」の部分を、もっとなが~く引っ張ってもらえると、心の準備が出来るのでありがたい・・・・・・。


Photo_20190726164101

くしゃみを言葉で表現する時は、普通「ハクション!」と言うが、実際に「ハクション!」とくしゃみをする人はまずいない。


しかし、ごくたま~に、ものすごくハッキリと「ハクション!」と言っている(くしゃみをしている)人がいる。


個人的には思わず「うそだ~ぁ!」と突っ込みたくなるのだが、こういう人は何回くしゃみをしても、「ハクション!」とハッキリ言う。
このようなくしゃみをする人はほとんどが女性で男性は稀だと思う。


くしゃみをしながら言葉を発することはじつはとても難しく、口から勢いよく空気が噴き出る瞬間に、どうしても言葉は潰れてしまうものだ。


なぜ、「ハクション!」などとハッキリ発音出来るのか謎としか言いようがない・・・・・・。


また、「ハクション!」ではなく、「ヘックション!」派の人もいる。


こちらもかなりハッキリと「ヘックション!」と言っていて、なぜそんなにハッキリ発音出来るのか不思議でならない。


個人的には「ヘックション!」というくしゃみは、ドリフのカトちゃんのイメージが強く、若い女性が「ヘックション!」とくしゃみをしていると、カトちゃんのマネをしているみたいに聞こえて、思わず吹き出しそうになってしまう。


更にその後、酔っ払いの千鳥足からの「オエ~」までやってもらえれば完璧で、思わず金一封でも贈りたくなって来るというものだ・・・・・・。


鼻が詰まっている人のくしゃみは非常にもどかしい。


「ハッ、ハッ、ハッ」とくしゃみをする体勢に入ったので、「ハ~クショ~ン!」という豪快なくしゃみが出るものと身構えていると、「ブ、グッ」などという、およそくしゃみとは思えないような、押し殺した音がして終了となる。


聞いているこちらの方がスッキリせず、もどかしくてしょうがない。


思わずその詰まった鼻の穴の煙突掃除をかって出たくなるというものだ・・・・・・。


また、もどかしいといえば、くしゃみが途中で出なくなる時である。


自分のくしゃみはもちろんだが、他人がくしゃみをしようとしていて、「ハッ、ハッ、ハッ、ハーッ、ハッ・・・」などと長々と引っ張った挙句、結局くしゃみが出なかったりすると、もどかしさがふつふつとこみ上げて来て、たいして親しくない人でも、「しないんかいっ!」と思わず大声で突っ込みたくなる・・・・・・。


くしゃみは単発型の人と連発型の人がいる。


私は単発型で普段は連発でくしゃみをすることは滅多にない。
唯一、くしゃみが連発で出るのは、花粉症の季節だけなのだが、それでもそう頻繁に連発になる訳ではない。


普段からくしゃみを連発する人と言うのは、単発でくしゃみをすることはほとんどないようだ。


私はくしゃみはほとんど単発で、一回くしゃみをすればスッキリするので、その直後に続けてくしゃみが出るなんてことはない。


だからくしゃみが連発で出る人を見ていると、なんでくしゃみが連発になるのか不思議でならない。


外見からは全く分からないが、もしかして連発型の人は鼻の内部構造が違うのだろうか。
ハンディサイズのライトを持参して、ちょっと鼻の穴を見せてもらいたいところだ。


また、連発型の人はおとなしめのくしゃみになる傾向が強く、大型犬の人や絶叫型の人のような、いわゆる「大声」にはならない。


逆に言えば大型犬の人や絶叫型の人は連発型にはなりにくいようで、そのような人とは私は未だかつて一度も出会ったことがない。


もし、大型犬の人や絶叫型の人が連発型のくしゃみだったら、周囲の人はやかましくてしょうがないだろうし、本人も非常に疲れることだろう・・・・・・。


余談だが大きなくしゃみをしながらおならをすると、くしゃみでおならの音をかき消すことが出来るので、人前でおならが出そうな時に鼻がムズムズしていたらラッキーと言えよう。


しかし、「ハッ、ハッ、ハッ」ともうすぐくしゃみが出そうだという時に、思わず腹に力入ってしまい、おならが先走って「ブーゥ!」などと出てしまうことがある。


その直後に「ハ~クション!」と大きなくしゃみをすると、かなり恥ずかしい思いをすることになるので注意が必要だ。


なにごともタイミングと言うのは大事なのである・・・・・・。


(画像上はアジサイと入れ替わるように咲き始めるボタンクサギの花、画像下はあちこちで爆生しているテングタケ)

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