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2020年1月16日 (木)

気付かない人 3

Photo_20200116065001

「気付かない人」は意外と多いものだ。


しかし、当人は気付いていなくても、他人はいち早くそのことを察知し、気付いていることが多い。


そして、やっかいなことに、その「気付かないこと」は、他人に見られてしまうと、かなり恥ずかしい思いをすることになってしまうのだ。


例えば人前で化粧をしている人がいい例だ。


顔にパフパフしているぐらいならいいのだが、口紅を付けた後に、「ンパンパ」している人がけっこういる。


口紅のノリを確かめているのだろうが、真剣な顔をして鏡を覗き込み、「ンパンパ」している様子は、傍目にはなんだか滑稽に見える。


口紅を付けた後、「ひょっとこ」のような口をして、「右、左、右、左」と交互に口元を動かしたりしている人もいる。


まるで変顔の練習をしているみたいで、見ていて思わず吹き出してしまいそうになる。


愉快な音楽を流してやったら、背中に隠し持っていたざるを突然取り出し、「ドジョウすくい」でも踊り出しそうである。


また、鏡を片手にポカンと半口を開けて、まつ毛をカールさせるビューラーという器具を使っている女性の顔もかなり無防備だ。


その顔が何かに似ていると思って、「なんだったかな~」としばし考えるのだが、なかなか思い出せない。


何日もそのことについて考え続け、ようやくそれが、「水面に浮上して来て餌をねだるコイの顔」だと気付いたのは、よりによって、目上の人と話をしている最中だった。


そして真面目な話をしているにも関わらず、うかつなことに思わず、「フッ!」と不敵な笑みを浮かべてしまい、ちょっと不審がられてしまったことがあった・・・・・・。


また、ドアホンに映っていることに気付かずに、鏡に自分の顔を映しながら、鼻の下を伸ばして、しきりに気にしている人も何度か見たことがある。


なぜ、そんなにも鼻の下が気になるのか謎である。


ドアホンはピンポンを押したら、「はい」と応答がある前からすでに映っているということを、決して忘れてはならない・・・・・・。


人の名前を間違えて、ずっと他人の名前を言って来る人もかなり恥ずかしい。
というか、相手に対して失礼である。


自分が間違われている時は、どのタイミングで、「私は〇〇ではありません」と言うべきかかなり迷う。


長々と話をしているのなら、タイミングを見計らって間違いを正すことも出来るが、ほんの挨拶程度の立ち話であった場合、間違いを指摘する間もなく、「それでは失礼します」と別れることになる。


そして、そのような人に限って、毎回名前を間違えて話しかけて来るのだが、ゆっくり話している間もなく別れるので、いつまで経っても名前を覚えてもらえないのだ・・・・・・。


店の商品陳列棚の前にしゃがみこんで、商品を手に取って見ている時などに、半ケツになっている人をよく見かけるが、これもかなり恥ずかしい。


また、そういう人に限って、自分が半ケツになっているという自覚がまるでないのだ。


このため、ケツが出ているのを人に見られていても平然としており、いつまで経ってもズボンを上げて直そうとしない。


何しろケツの割れ目が「こんにちは」をしていることになるので、ビジュアル的にはかなりマヌケである。
そもそもパンツをはいているのに、なぜケツが出ているのか意味が分からない・・・・・・。


半ケツはほとんどの場合は若い女性で、生尻は出ていなくても、パンツが半分近く出ている人はけっこういるものだ。


こういう時、ケツが出ている人に対して、「失礼ですがあなたケツが出ていますよ」と教えてあげるべきだろうか。


女性もののズボンはウエストではなく、腰ではくものも少なくなく、「これはこういうズボンなの!」とキレられそうで、ケツが出ていることを指摘することは、今のところは控えている。


出来ることなら、大型モニターに半ケツ姿を映し出し、本人にさりげなく見せて気付かせてやりたいものである・・・・・・。


Photo_20200116065101

自分にハエがたかっていることに気付いていない人も恥ずかしい。


ハエを体に止めたまま、スタスタと歩いている人を見たことがあるが、ハエは肩の上で完全にくつろいでおり、まるでタクシー代わりに人を使っているようにも見える。


ハエごときに使われている人間があわれでならない。


また、駅のホームで電車を待っている時、ふと前の人の背中に目をやると、ハエが背中を縦横無尽に歩き回っていたこともあった。


背中なので本人はハエがたかっていることなど知る由もない。


ハエに止まられると、ただ恥ずかしいだけではなく、周囲の人に「あの人、よっぽど臭いんじゃない?」と思われてしまうおまけまでついて来るからやっかいである。


更に止まっているハエの種類でも、その印象は大きく変わる。


一般によく見かける、家の中に入って来る黒いハエなら、「あの人、ハエがたかっているから臭いんだよ、きっと」で済むのだが、通称うんこバエと呼ばれる、緑色の金属光沢を放つハエにたかられると、「さっきまでうんこに止まっていたハエが背中を歩き回っている」という印象になってしまい、その人の周りから静かに人の波が引いて行くという、恐ろしい現象を目の当たりにすることになる・・・・・・。


鳥にフンをされていることに気付かずに歩いている人もいる。


肩や背中にフンが直撃したらしく、「デロ~ン」と上から下へフンが伸びるように付着している。


頭なら「何か当たったな!」と気付くのだろうが、肩や背中だと歩いていると案外分からないものなのかもしれない。


歩いている時に地震が起きても、全く気付かないことが多いのと同じような理屈だろうか。


一瞬、「教えてあげるべきかな~」とも思うのだが、見ず知らずの人に、「あんたの背中、鳥にうんこされてベタベタだよ」とはちょっと言いづらい。


それにもし仮にそれを教えたとしても、どう考えてもちょっと拭いたぐらいでは綺麗にはなりそうもないし、結局は一度家に帰って着替えて来なくてはならないだろう。


朝の通勤時間帯とかだったら、そんなことをしていたらまず間違いなく遅刻である。
それだったら、会社に着いてから気付かせてあげた方がいいのではないだろうか。


しかし、フンをされたのが服ならまだいいのだ。


フンが頭に直撃した場合は更に悲惨で、フンは髪の毛と髪の毛の間に入り込み、頭皮まで達していることだって十分考えられる。


こうなってしまうと、もう拭いたぐらいではどうにもならず、家に帰って風呂に入らなければならないだろう。
結果、遅刻どころか半日休みになることは確実である・・・・・・。


カラスはどう考えても狙ってフンをしているなと感じる時がある。


人がスタスタ歩いて来るのを電線の上から見ていて、自分の真下を通過する頃を見計らってフンを投下するのだ。


私もあと二、三歩早くその場所を通過していたら、フンが直撃していたということが過去に二回ほどあった。


「あぶね~!」と思うと同時に、守護霊に感謝したことは言うまでもない・・・・・・。


(画像上は木々の葉が落ちて冬の姿になった里山。画像下は今冬はやたらと数が多いチャバネフユエダシャクのメス)

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