完全人体張本
タイトルを見て、「なにコレ?」とか、「なんて読むの?」と思ったかたも少なくないと思う。
まず、読み方だが、「完全人体張本」は「かんぜんじんたいはりもと」と読む。
で、「完全人体張本」とはなんなのかについてだが、じつはこれ、1994年の4月から半年間だけフジテレビ系列で放送されていた、深夜番組のタイトルなのだ。
私は関東ローカルと記憶していたのだが、どうやら東海テレビでも放送していたらしい・・・・・・。
一昔前までは深夜放送というと、「こんなの放送してもいいの?」というくらいの、過激なお色気番組がやたらと多かったのだが、「完全人体張本」が放送されていた当時は、すでにテレビ番組に対する規制が厳しくなって来ていて、内容そのものはそれほど過激なものではなかった。
とは言うものの、当時番組の進行役を任されていた、若かりし頃の近藤サト(当時フジテレビ)アナウンサーは、番宣VTRの中で、「4月11日より毎週月曜日のこの時間からは、テレビ史上初の試み、これまでタブーとされていた、『〇〇〇(音声加工されていてなんと言っているのか不明)』にまで迫る新番組、ボディバラエティ完全人体張本がスタートします。頭のてっぺんからつま先まで、そして血液から精液に至るまで、人体をあらゆる角度から徹底分析する、ボディバラエティ完全人体張本、略して『完ハリ』。4月11日月曜日お見逃しなく!」と語っており、男子としては期待せずにはいられない深夜番組だった・・・・・・。
完全人体張本にはじつに多くのコーナーがあったのだが、確かオープニングは毎回必ず、「乳輪入門」というコーナーだったと思う。
このコーナーでは毎回、一般の女性が出演して、顔の一部、乳房の一部、そして乳輪のドアップなどを映し出していたのだが(ちなみに乳首は星のマークで隠していた)、いずれの部位も全体を映すことはなく、パーツのクローズアップ映像のみだった。
しかも映像にはソフトフォーカスがかけられていて、少しぼやけたような、ふんわりとしたイメージ映像に仕上がっていて、いやらしさのようなものはまるでなかった。
「乳輪入門」のコーナーでは、冒頭に近藤サト(当時フジテレビ)アナウンサーが、出演者の一般女性にインタビューをするのだが、「自分の乳輪をどう思いますか?」とか、「他人と比べたことはありますか?」などと、男性的にはどうでもいいようなことばかり質問していて、「もっと他に聞くことがあるだろ~」と、見ていてなんとももどかしかったのを覚えている・・・・・・。
「完全人体張本」にはじつに多くのコーナーがあったのだが、毎回必ず放送されていたのは、オープニングの「乳輪入門」と「GOLD FINGER」というコーナーぐらいだったと思う。
「GOLD FINGER」というコーナーは、毎回現役風俗嬢の手のクローズアップだけが映し出され、いわゆる「手コキ」のテクニックを披露してもらうというもの。
ただし、画面に登場するのは本当に手だけなので、何か物を握ってパフォーマンスしていたりする訳でもなく、いわゆる「エア」だった。
そして映像にはここでもソフトフォーカスがかけられていて、イメージビデオのような印象が強かった。
また映像には途中から、出演している風俗嬢のコメントがテロップで入り、「触った瞬間に出ちゃったお客さんがいて気まずかった」とか、「30分で4回もイッたお客さんがいて忘れられない」などの体験談が語られていた。
いま考えると「完全人体張本」では、このコーナーが一番「お色気色」が強かったように思う・・・・・・。
単発の企画だったと記憶しているが、「包茎」をテーマに採り上げていたこともあった。
当時フジテレビのアナウンサーだった近藤サトさんが、フリップ片手に包茎の種類や仕組みについて、あれこれ解説していたのを覚えている。
その間、彼女は「包茎、包茎、包茎」とひたすら連呼していて、局アナにこんなことをさせて本当にいいのだろうかと心配になったものだ。
今だったら、三田パンあたりに「包茎」と何度も言わせているようなものである・・・・・・。
そして後半は泌尿器科だったか、美容外科だったかは覚えていないが、とにかく病院の診察室のVTRに切り替わり、女医が「じつは日本人の7割は包茎で、その大半は仮性包茎。仮性包茎はあえて手術をする必要はなくて、毎日ちゃんとお風呂に入って、おちんちんの皮をむいて、中をきれいに洗って、清潔に保っていれば、なんの問題もありません」と優しく解説していた。
余談だがこの女医の先生は、シンガーソングライターのイルカさんにちょっと似ていたのを、今でもはっきりと覚えている・・・・・・。
「妊検。NIN-KEN」というコーナーでは、タレントの布施絵里さんが看護師の格好をして、街で女子高生に声をかけ、妊娠検査薬を渡して実際に検査をしてもらっていた。
中には陽性反応が出た女子高生もいたのだが、確かそれもそのまま放送していた。
「完全人体張本」では、布施絵里さんは毎回街頭で、体当たりレポートばかりやっていたのを覚えている。
包茎のコーナーや妊検のコーナーを見ていると、「完全人体張本」は今思えば中高生をターゲットにしていた番組だったのかな~とも感じる・・・・・・。
「サティの告白。」というコーナーは、今だったらちょっと問題になりそうな企画だった。
ちなみに「サティ」とは、近藤サト(当時フジテレビ)アナウンサーの愛称だったと思う。
このコーナーではホワイトバックのスタジオに、全裸の男児と近藤サトさんだけが出演していた。
カメラは全裸の男児のつま先から下半身、上半身、顔という具合にゆっくりとパンしながら映し出して行く。
ちなみに小さな子供とは言え、局部にボカシなどは一切入っていなかった。
近藤サト(当時フジテレビ)アナウンサーは、男児の横に膝立ちの姿勢で座り、局部のかなり近くまで顔を寄せて見つめていたこともあった。
いっしょに出演しているとは言うものの、男児に話しかけたり、触れあったりしていた訳ではなくて、ただ観察しているだけだったのだが、局アナにこんなことをさせて、よく問題にならなかったものだと、今更ながら思ったりする・・・・・・。
また、毎回異なるアイドルの女の子に、垢すりを体験してもらい、採れた垢を披露してもらうという意味不明なコーナーもあった。
アイドルの女の子は国内でロケをしていたのだが、近藤サト(当時フジテレビ)アナウンサーの回だけは、わざわざ韓国まで行って垢すりをしてもらい、採れた垢を1分近くテレビ画面に映し出していた。
いったい何フェチ向けの映像なのか、全く意味が分からない・・・・・・。
このように「完全人体張本」には、じつに様々なコーナーがあったのだが、次回は「バカバカしい企画」に焦点を当てて紹介してみたいと思っている・・・・・・。
(画像上、芳香を漂わせながら咲くクチナシの花。画像下、テングタケの幼菌が地上に現れた)
« 「ドラゴンクエストⅡ」の思い出 | トップページ | 「ドラゴンクエストⅡ」の思い出 2 »
「エッセイ」カテゴリの記事
- ビン入りコーラのうわさ(2026.07.15)
- 中国のビックリ人間(2026.07.08)
- 窓付きポテトチップス(2026.07.01)
- 昭和の頃によく見た光景(2026.06.24)
- 妙に疲れた1日・・・(2026.06.17)
「花」カテゴリの記事
- 中国のビックリ人間(2026.07.08)
- 妙に疲れた1日・・・(2026.06.17)
- どこにしまったか忘れる・・・(2026.06.03)
- ビックリ人間のおっぱい(2026.05.20)
- セルフレジ(2026.05.06)
「キノコ」カテゴリの記事
- 中国のビックリ人間(2026.07.08)
- いも作くん(2025.10.29)
- 刺さったトゲを放置していると死ぬ(2025.09.03)
- 牛乳に相談だ。「ラブレター篇」「ライオン篇」(2024.11.25)
- 「謎フレーズ探偵」ポチる(2024.09.02)
「女子/エロ」カテゴリの記事
- 学校のジャージの色(2024.08.27)
- エロ本の自動販売機(2024.01.30)
- おっぱいの幻想(2023.01.18)
- 「ザ・ガマン」の性欲我慢!(2020.11.23)
- セックスロボット(2020.09.06)
「昭和のテレビ番組」カテゴリの記事
- 中国のビックリ人間(2026.07.08)
- ビックリ人間のおっぱい(2026.05.20)
- 唐草模様の風呂敷を背負った泥棒(2026.04.29)
- 目玉が飛び出るおばさん(2026.04.01)
- ゆく年くる年(2025.12.24)


コメント