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2021年7月21日 (水)

「ドラえもん」のび助とノビスケ

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▲のび太のパパこと、「野比のび助」にはいくつかの謎がある。そしてその謎は、ドラえもんの秘密道具を駆使しても、きっと分からないだろう・・・・・・。

皆さんはのび太くんのパパの本名をご存知だろうか。


作中ではのび太やドラえもんからは「パパ」と呼ばれているし、のび太のママからも名前で呼ばれることはなく、「パパ」か「あなた」と呼ばれている。


では、のび太のパパに本名の設定はないのかというと、決してそんなことはなくて、本名は「野比のび助」という。


きっと、初めて聞いたという人も少なくないだろう。


そんな訳で、今回はのび太のパパこと、「野比のび助」について、色々と書いてみたいと思っている。


で、毎度のことながら、本稿では原作者やアニメの制作サイドの事情にはいっさい踏み込まない。


つまり原作漫画の絵やアニメの映像が、全て現実の事柄であると仮定して話を進めて行くことを先にお断りしておく・・・・・・。


ところで、のび太のパパこと野比のび助には、ちょっとした疑問というか謎がある。


それは彼の名前についてなのだが、のび助というのは本当に彼の本名なのだろうか。


というのも、原作漫画の第2巻の「地下鉄を作っちゃえ」というエピソードで、のび太とドラえもんは、パパに「野比のび三」という名前の書かれた定期券を手渡している。


じつはこのシーン、テレビアニメの「大山版ドラえもん」の頃にも、原作に忠実に「野比のび三」と書かれた定期券をパパに手渡すシーンが、しっかりと放映されている。


それにしても子供が実の父親の名前を間違えるなんてことがはたしてあるだろうか。


もしかしたら、のび太のパパは、「野比のび三」が本当の名前なのではないのか。


と、そんなことを思ったりもしたのだが、原作漫画は版が重ねられ、このシーンは現在では、「野比のび助」にしれ~っと修正されてしまっている。


結果的に不可解だった謎が、知らないうちに闇に葬られていたことになる訳だ・・・・・・。


じつはこの、「野比のび助」という名前にはもう1つ謎がある。


のび太は将来しずかちゃんと結婚して、子供が産まれるのだが、その子の名前もなぜかのび太のパパと同じ「ノビスケ」なのだ。


常識的に考えたら、自分の子供に自分の父親と同じ名前を付けようなんて考える人はまずいないだろう。


のび太はなぜそんなことをしたのだろう。


そして、しずかちゃんもなぜそれを止めようとはしなかったのだろうか。


ちょっと考えてみて欲しい。


自分の息子に、自分の父親と同じ名前を付けたりしたら、息子の名前を呼ぶ時はもちろん、叱ったりする時にも、常に父親のことが脳裏に浮かぶはずである。


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▲林床で「ドラえもん」を発見!体型はよく似ているが、これはヤマドリタケモドキというキノコだった・・・・・・。

それでも親と別に住んでいるのならまだいい。


問題は親と同居をしていたり、実家に遊びに行ったりした時である。


父親と同じ名前の息子を、大きな声で堂々と呼んだり、叱ったりすることは、どう考えても気まずいだろう。


そしてそれをするのがのび太ならまだいいが、しずかちゃんだったら、きっとかなり肩身の狭い思いをするに違いない。


そしてそうなることは、初めから分かっていたはずなのに、なぜのび太はそれを強行したりしたのだろう。


そう考えると、あの定期券に書かれていた、「野比のび三」という名前が、どうも引っ掛かるのである・・・・・・。


原作漫画ではのび太のパパこと野比のび助は、36歳という設定になっている。


年齢だけに注目すると、「意外と若いな」と思われるかもしれないが、じつはのび太のパパは戦争経験者であることを忘れてはならない。


だから連載初期の頃は、のび太のパパは、家にいる時はほとんど和服姿なのである。


原作漫画では36歳とされている年齢だが、アニメの方では41歳であることが読み取れるエピソードがある。


じつは原作漫画とアニメでは、のび太のパパに限らず、キャラクターの設定が微妙に違う部分が見られる。


例えば原作漫画ののび太は小学4年生だが、アニメ版ののび太は小学5年生だ。


この設定に従うなら、のび太のパパは原作漫画で36歳なのだから、アニメ版では37歳でなければおかしい。


では、どうしてのび太のパパだけ、一気に5歳も年を取ってしまったのか。


じつは原作漫画では、のび太のママは38歳ということになっており、のび太のパパより2つ年上の姉さん女房なのだ。


もしかしたら、アニメ版では理由は分からないが、この設定を変えたかったのではないだろうか。


41歳ならばママよりも3つ年上ということになり、「ちょうどいい年齢差の夫婦」という判断なのかもしれない・・・・・・。


しかし、「こういう現実的な話は面白くないよな~」ということで、無理やり夢のある方向へ話を持って行くことにする。


したがって、これから書くことは、「真実ではない私の妄想のようなもの」と思っていただきたい。


そもそも原作漫画のドラえもんと、アニメ版のドラえもんは、登場人物も物語の舞台も全くいっしょである。


しかし、細かい設定を1つ1つクローズアップして見て行くと、前述のエピソード以外にも、所々が微妙に違っていたりする。


どちらの世界も現実に存在していて、そのどちらにも「自分」がいるし、「家族」や「仲間」もいる。


すなわち自分がいる世界と、そっくりな世界が、もう1つ存在しているのだが、目に見えない部分が微妙に違っている。


そして2つの世界は、常に平行線を保っており、決して交わることはない。


と、このような構図になる。


よく考えてみると、これって並行世界、パラレルワールドなのではないだろうか。


そして、この考え方を用いると、原作漫画とアニメの間で起きている数多くの矛盾点が、きれいさっぱり解消されることにもなる。


どうだろうか、ちょっとは夢のある話になっただろうか。


で、このパラレルワールドの考え方は、タイムマシンを語る上でも深く関連して来るので、いずれまた詳しく書いてみたいと思っている・・・・・・。


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