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2025年10月15日 (水)

扇風機をつけたまま寝ると死ぬ

Photo_20251015175801

昭和の頃は日常生活に密着した迷信や都市伝説というのがけっこうあった。


そしてそれらは、真偽のほどは定かではないのに、なぜか信じている人が多かった・・・・・・。


例えば私が子供の頃に聞かされた話では、「夏の夜に扇風機をつけっぱなしにして寝ると死ぬ」というのがあった。


当時はこの話を信じている人が少なくなかったので、寝室の電気を消灯して、「さあ、寝るぞ!」となった時点で、扇風機の電源スイッチもOFFにしていた。


当時はエアコンなんてなかったので、扇風機の電源をOFFにすると、頼りになるのは、窓から入って来る自然の風か、自家発電による団扇の風だけだった・・・・・・。


で、何で扇風機をつけっぱなしにして寝ると死ぬのかというと、私が聞いた話では、扇風機の風が身体に当たり続けることにより、身体が冷え切ってしまい、低体温の状態が長時間続くことで、ついには生物として生存していくことが困難になってしまうということらしい。


当時子供だった私は、大人からこの話を聞かされて、「怖ぇ~~~」と震え上がったのを覚えている・・・・・・。


Photo_20251015175802

当時、「扇風機をつけっぱなしにして寝ると死ぬ」原因は、いくつかささやかれていて、「脱水症状を起こして死ぬ」というのもあった。


子供の頃は、脱水症状なんていわれても、正直、何のことやら、よく分からなかったのだが、扇風機をつけっぱなしにしていることで、体内の水分がどんどん奪われていき、ついには蒸発する水分もなくなり、最後は魚の干物のようになって死ぬのだとか。


魚の干物と聞いて、最初のうちは、「そんな馬鹿な・・・」と笑っていたのだが、たまたま見ていたテレビ番組で、医学博士の先生が、「人は寝ている間にも汗をかいていて、一晩でコップ一杯分もの水分が身体から失われているのです」といっていて、その瞬間、私の中で、「干物になって死ぬ説」の信憑性がググッと急上昇したのはもはやいうまでもない・・・・・・。


さらにいうと、人は発汗以外にも、皮膚や呼気からも水分を失っているのだとか。


なので、汗をかいていなくても、水分補給は必要ということになる。


扇風機をつけたまま寝てしまうと、本人は眠っているため、水分を補給出来ないばかりか、扇風機の風で失われる水分量が倍増し、もはや干物へ一直線といっても過言ではないだろう・・・・・・。


で、昭和の頃に、まことしやかに語られていた、「扇風機をつけっぱなしで寝ると死ぬという話は事実なのか?」についてだ。


じつはこれについては、「死にはしないが、風の当たりかたによっては、体調不良を起こすかもしれない」というのが答えのようだ・・・・・・。


私が最近見たテレビ番組では、「扇風機をつけて寝るのなら、風は足に当てるようにするとよい」とのことだった。


上半身に扇風機の風を当て続けると、お腹が冷えて腹痛や下痢を引き起こしたり、口を開けたまま寝ていると、口の中やのどが乾燥し、風邪を引きやすくなったりするとのことだった。


どうやら扇風機をつけっぱなしにして寝ても、死ぬことや干物になることはないようである・・・・・・。


(画像上、キンモクセイが咲き始めた。画像下、道を堂々と歩いていたハラビロカマキリ・・・・・・)



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