アポロ
▲左側のパッケージは見慣れないと思うが、1966(昭和41)年の発売当初のもの。現在は右側のパッケージデザインになっている・・・・・・。
「アポロ」は1966(昭和41)年8月7日に、明治製菓から発売になった粒チョコレートだ。
きのこの山やたけのこの里と並び、明治を代表するチョコレート菓子で、2026(令和8)年現在で60周年を迎える。
一般的にいって、お菓子のライフサイクルは、そのお菓子を食べ始めた子供が成人するまでの20年間といわれている。
それを考えると、「アポロ」は超がつくほどのロングセラー商品といっても過言ではないだろう・・・・・・。
「アポロ」といえば、円錐形の独特な形をしており、その周りを囲むように、縦にすじ模様が入っている。
じつはこの「アポロ」の形状は、1969(昭和44)年7月21日に、人類初の月面着陸に成功し、同年7月24日に地球へ帰還した、アポロ11号の司令船がモチーフとなっている。
ただし、明治製菓が「アポロ」を商標登録したのは、1966(昭和41)年のことで、当初はギリシャ神話の太陽神、アポロンに由来していたといわれている。
ということは、明治製菓が「アポロ11号の月面着陸ブームにのっかった」ということなのだろう。
じつはお菓子業界では、この「ブームにのっかる」ことは、決して珍しいことではなく、他にもいくつか思い浮かぶものがあるのだが、それらについてはまたいずれということで・・・・・・。
▲幅広い世代にお馴染みのアポロのこの形は、1966(昭和41)年から全く変わっていない。遠足の定番のお菓子のひとつだった・・・・・・。
で、「アポロ」といえば、上部の尖った部分はイチゴ味のチョコレート、広がっている下部の方はミルクチョコレートになっている。
じつは時期については定かではないのだが、この上下のチョコレートを逆にした、「逆さアポロ」が稀に入れられていたことがあったらしい。
詳しい混入率などは不明だが、「相当レア」な確率だったそうだ・・・・・・。
レアといえばもう1つ、「アポロ発売50周年」のイベントとして、「ラッキースター」と呼ばれる星形のアポロが入れられていたこともあった。
現在も入っているのかどうかは定かではないが、当時は「ラッキースター」の混入率は、1万個に1個ともいわれていた。
または100箱に1つとか、3000粒に1つなんていう人もいたが、1箱買ったら、2粒入っていたなんていう人もいて、実際のところはどの程度の確率だったのかはよく分からない。
ただひとついえることは、「ラッキースター」なのだから、食玩やガチャポンのシークレットアイテム程度の混入率だったのではないだろうか。
しょっちゅう出て来るようなものなら、「ラッキー」とはいえないだろう・・・・・・。
ところで先ほども書いたように、アポロは2026(令和8)年8月7日で、発売60周年を迎える。
50周年の時に「ラッキースター」が入れられたように、もしかしたら、60周年のイベントとして、何かサプライズがあるかもしれない。
「星の次は何か?」を想像しながら楽しみに待ってみるのもいいだろう・・・・・・。
ところで、アポロにはジャンボサイズがあるのをご存知だろうか。
空港や駅、土産物店などに行かないと出会えないかもしれないが、ジャンボサイズには通常のアポロチョコ以外に、ホワイトチョコレートをかけて仕上げた、赤富士バージョンが存在する。
ここまで来ると、「もうアポロ11号と関係なくなっちゃってるじゃん」という気がしないでもないが、お土産としてもらったら、きっと嬉しいし、売り場で見つけた時のワクワク感もハンパないだろうから、「これはこれで、まあいいか」と思っておくことにする・・・・・・。








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