カテゴリー「昭和」の記事

2026年5月27日 (水)

ツナマヨのおにぎり

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▲現在では定番となっているツナマヨのおにぎりだが、昭和の発売当初は奇抜な印象で、全く売れていなかった・・・・・・。

現在ではツナマヨはコンビニおにぎりの定番になっている。


しかも、20年以上もトップの座に君臨し続けているというから驚きである・・・・・・。


ツナマヨのおにぎりが初めて世に現れたのは、1983(昭和58)年頃といわれている。


私の記憶では、セブンイレブンが最初だったのではないかと思う。


というのも、当時はいまと違って、まだまだ、コンビニの種類や店舗数が少なくて、うちの近所にはセブンイレブンしかなかったと記憶している・・・・・・。


で、当時はツナマヨのおにぎりは、斬新ではあったが、あまりにも奇抜な印象で、全く売れていなかった。


当時はツナマヨといえば、サンドイッチやサラダの具材として認知されていて、「それをおにぎりの具として使うなんて馬鹿じゃないの?」と思っている人がほとんどだった。


例えるなら、「パンに刺身をサンドして食べる」ような感覚だったのだ・・・・・・。


当時はおにぎりの具材といえば、「梅干し、鮭、昆布」といった、和風のものが定番で、しょっぱめで、保存性を重視したものが主流だった。


だからツナマヨは邪道以外の何者でもなく、売れないのは、当然といえば当然だったのである・・・・・・。


しかし、それでもコンビニでは、粘り強くツナマヨを店頭に並べ続けていた。


子供の頃の私の記憶では、商品棚にツナマヨのおにぎりだけが、たくさん残っている印象が強烈に残っているのだが、その後、ツナマヨは少しずつ売れていくことになる・・・・・・。


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▲ツナといえば「シーチキン」だが、近年は缶詰タイプだけでなく、このようなパウチのパッケージも登場した。店頭で初めてこれを目撃したとき、「うちのネコとおそろいになったな・・・」と苦笑したものだ・・・・・・。

いったいいつ頃から、ツナマヨのおにぎりが売れ始めたのかは定かではないのだが、そのきっかけを作ってくれたのは若者だったといわれている。


いつの時代も、若者はチャレンジャーであり、時にそれは流行の渦を巻き起こすことがある・・・・・・。


そして、1990年代に入ると、ツナマヨはコンビニおにぎりの定番の具材となっていく。


80年代では奇抜すぎる具材だったツナマヨが、90年代に入ると定番化し、この時代に育った世代からすると、「子供の頃からあった具材」として認知されることになる。


たったの10年なのに、何だか自分がとてつもなく年寄りになったような、とても不思議な感覚に襲われる・・・・・・。


結局のところ、私は子供の頃、一度もツナマヨのおにぎりは食べなかったように思う。


なぜかといえば、「おにぎりは鮭や昆布の方が美味い」と感じていたからだ。


私がツナマヨのおにぎりを初めて食べたのは、20代半ばになってからだったと思う。


ツナマヨはサラダとして、よく食べていたから、当然、その味は知っていたので、おにぎりをひと口かじっても、特にこれといった感想はなく、「まあ、そうだよなぁ」と、ひと言だけつぶやいたのを覚えている・・・・・・。


2026年5月20日 (水)

ビックリ人間のおっぱい

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最近ではほとんど見ることはなくなってしまったが、昭和のテレビ番組では、「ビックリ人間」がしばしば特集されていた。


そんな特番に必ず登場していたのが、「ものすごくおっぱいの大きな外国人女性」だった・・・・・・。


この、「ものすごくおっぱいの大きな外国人女性」には、2つのタイプの人がいて、1つは「ただ単におっぱいが信じられないくらい大きい人」で、このタイプの人は、何かパフォーマンスをするわけではなく、カメラの前で巨大なおっぱいをアピールするだけだった。


そして、この「おっぱいが信じられないくらい大きい人」は、年々、さらに大きなおっぱいを持つ女性を見つけて来ては、大きさを次々と更新して行くのが定番だった。


そして、私が覚えている限りでは、「スイカ4つ分」といわれていた女性が最後だったように思う。


ちなみにいうまでもないが、「スイカ4つ分」の内訳は、「おっぱいの片方ずつが、スイカを2個合わせた大きさ」という意味である・・・・・・。


そして、もう1つのタイプの人は、「大きなおっぱいでパフォーマンスをする人」で、その巨大なおっぱいを用いて、空手の瓦割りのようなパフォーマンスを次々と繰り広げていた。


例えば重ねた板5枚を、わしづかみにしたおっぱいを叩き付けて割る。


飲料の缶をおっぱいの圧で押しつぶす。


おっぱいを振り下ろしてスイカを割る・・・など、なんとも強烈な印象が残るパフォーマンスだった・・・・・・。


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というのも、おっぱいで様々なものを破壊してしまうこと自体は、確かにすごいのだが、わしづかみにして叩き付けられているおっぱいは、どこからどう見ても痛々しく、パフォーマンスの後は、真っ赤になっていたものだ。


これはどう考えても、おっぱいの使い方を間違えているとしかいいようがない・・・・・・。


このおっぱいパフォーマンスをしていた外国人女性は、「バスト推定Xカップ、重さ18kg」なんていわれていた。


そして彼女は、このおっぱいパフォーマンスで荒稼ぎをして、なんと島をまるごと1つ買ったというから驚きである・・・・・・。


ところで、この「ビックリ人間」は、ゴールデンタイムに放送されることがほとんどだった。


「子供が見ている時間帯に、こんな映像を流してもいいの?」と思われそうだが、昭和から平成初期にかけては、素っ裸の女性がテレビに登場することも少なくなかったので、「ビックリ人間」に出て来る巨乳の女性なんて、全然序の口、屁の河童だったのである・・・・・・。


それに彼女たちには、全然エロさのようなものは感じなかった。


イメージとしては、悪役の女子プロレスラーで、決してグラビアアイドルや、セクシータレントではなかったのである。


そんなわけで、「ビックリ人間」の、「ものすごくおっぱいの大きな女性」を目の当たりにした、当時の子供たちは、巨乳がトラウマになった者も少なくなかったそうだ・・・・・・。


(画像上、里山ではウツギの花が花盛り・・・・・・。画像下、遅咲きのサツキの花が見ごろになった・・・・・・)



2026年5月13日 (水)

コアラのマーチとラッコの親子

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▲「コアラのマーチ」といえば、この斬新な形のパッケージだろう。じつはこの形、ユーカリの木をイメージしたデザインなのだそう・・・・・・。

「コアラのマーチ」が発売になったのは、1984(昭和59)年3月で、いまから42年前(2026年現在)のことになる。


一般的にいって、お菓子のライフサイクルは、そのお菓子を食べ始めた子供が成人するまでの20年間といわれている。


それを考えると、「コアラのマーチ」は、かなりのロングセラーといえるだろう・・・・・・。


じつはロッテは、1980年代の初頭に、空洞型のビスケットに、チョコレートを注入する技術を、すでに確立していたのだとか。


ただ、その当時は、どのようなコンセプトの商品にするのかは、まだ決まっていなかった。


そんな折に、オーストラリアからコアラが来日するというニュースが入り、お菓子のモチーフをコアラにすることが決まったのだという・・・・・・。


「コアラのマーチ」といえば、六角形の特徴的なパッケージで有名だが、じつはこの、他では見ない斬新な形は、ユーカリの木をモチーフにしたものといわれている。


そして、「コアラのマーチ」というネーミングについては、「コアラが楽しくマーチングバンドを組んで日本にやって来る」というイメージから名付けられたのだそうだ・・・・・・。


で、そのコアラが実際に日本にやって来たのは、1984(昭和59)年10月25日のことで、多摩動物園、東山動物園、平川動物公園に、合計6頭のコアラが到着し、日本中にコアラブームが巻き起こったのだった。


「コアラのマーチ」が発売になったのは、その8ヶ月も前のことだったので、コアラブームを見越しての発売だったことになる・・・・・・。


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▲ちなみに現在のお菓子のデザインは、「自分の生年月日が入っていたらラッキー」という企画になっている・・・・・・。

じつはロッテでは、同時期に「ラッコの親子」という、コンソメ味のスナック菓子も発売していた。


こちらはあまり売れなかったのか、静かにフェードアウトして行ったのだが、個人的にはパッケージの印象が強烈で、いまでもはっきりと覚えている・・・・・・。


「コアラのマーチ」のパッケージは、デフォルメされたコアラがかわいく描かれているが、「ラッコの親子」の方は、なぜかリアル指向で、お菓子のキャラクターとしてのラッコの親子ではなく、「ザ・動物」のラッコの親子がしっかりと描かれていた。


べつにかわいくないわけではないのだが、「お菓子にリアルな動物ってどうなんだろう?」と、いまになって思ったりしている・・・・・・。


ちなみに中身のお菓子の方は、コアラのマーチを横に細長くしたようなイメージで、子供のラッコを胸に抱いた、親ラッコの姿が描かれていた。


こちらは決して「リアル」ではなかったが、いったい何の動物なのかもよく分からない、謎の生物が描かれていて、当時子供だった私は、若干の薄気味悪さを感じていたのを覚えている。


私が思うに、「ラッコの親子」が生き残れなかったのは、この「謎の生物」が原因だったような気がしている・・・・・・。



2026年5月 6日 (水)

セルフレジ

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最近、スーパーやコンビニ、100円ショップなどでは、セルフレジをよく見かけるようになった。


セルフレジとは、客自身が自分が購入する商品をスキャンして、支払いまでを完了させるレジシステムのことをいう・・・・・・。


セルフレジにはフルセルフレジとセミセルフレジがある。


フルセルフレジは、商品をスキャンして、支払いまでの全ての工程を、客が行うタイプのレジのことをいう。


一方、セミセルフレジは、店員が客の買い物カゴの中の商品を、1つ1つスキャンしてくれて、支払いの部分だけを、客が行うタイプのレジのことをいう。


現在はセルフレジは3割程度、セミセルフレジは8割弱の企業が導入しているといわれている・・・・・・。


では、どうしてこれまでは存在していなかった、セルフレジなんてものが出現することになったのだろう。


これについては、いくつか理由があるようだ・・・・・・。


まずはセルフレジ導入のタイミングで、キャッシュレス決済を導入出来ることがあげられる。


セルフレジは現金はもちろんのこと、クレジットカードや電子マネーをはじめとする、様々なキャッシュレス決済に対応している・・・・・・。


もう1つは店員の人数を削減出来ることがあげられる。


現在の日本は高齢化社会で人手不足が深刻だ。


セルフレジを導入することで、少ない人数で店舗を回して行くことが出来るメリットがある。


また、レジ業務を全て人手に頼ると、釣り銭の数え間違えなどの人的ミスが発生する可能性があるのだが、セルフレジなら機械なので、全てを正確に処理することが出来る・・・・・・。


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そんないいことずくめに見えるセルフレジなのだが、無人レジと友人レジを両方備えている店舗では、未だに有人レジに長蛇の列が見られ、無人レジには数人しか並んでいないという光景が見られる。


「なんでだろう?」と考えてみると、自分でバーコードを読み込んでいると、なんだかうまくいかずに、「ピッ!」と鳴るまで、何度も読み込んでしまっていたりすることがあるものだ。


そういう時は、なぜか同じ商品を2回読んでしまっていたりする。


また、商品によって、バーコードの位置がまちまちのため、バーコードを探すことに手こずって、支払いに必要以上に時間がかかってしまったりと、何かとイライラすることが多いのである。


「それだったら、有人レジを選ぶよ」という人が多いのもうなずけるというものだ・・・・・・。


また、セルフレジは年配のかたなど、操作が分からない人のサポートのため、近くに店員が立っていることが多い。


それを見た多くの客は、「そんなところに突っ立ってるなら、アンタがレジ打てよ」と思っているに違いない。


それにその方が絶対に待ち時間は短くなるはずだ・・・・・・。


そんな、近年になって、突如として出現したように感じるセルフレジなのだが、セルフレジ自体は、じつはけっこう昔から存在していた。


「中華そば」という赤いのれんが掛かっている店には、入り口に食券の券売機が設置されている店が少なくなかった。


じつはこれこそがセルフレジの元祖だったのだ。


客自身がメニューを選んで、支払いまでを完了させているのだから、これはもうセルフレジそのものだろう。


スーパーのセルフレジで何とか支払いを済ませて、「こんなもの昔からあったよ。昔はもっと大きかったけどね!」と言ってのける昭和世代が増えることを願ってやまない・・・・・・。


(画像上、赤いブラシのような形をした、ブラシノキの花が咲き出した・・・・・・。画像下、風車のような形のテイカカズラの花・・・・・・)


2026年4月29日 (水)

唐草模様の風呂敷を背負った泥棒

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昭和の頃、泥棒といえば、ほっかむりをした手ぬぐいを鼻の下で結んで、大きな唐草模様の風呂敷を背負っているイメージだった。


そして昭和の泥棒(イメージ)は、必ず青い口ひげが目立つ、中肉中背の中年の男性で、移動は抜き足、差し足、忍び足が定番だった・・・・・・。


しかし、いま考えると、当時は何でそんなイメージが定着していたのか甚だ疑問である。


なぜなら、誰もそのような風貌をした泥棒なんて、一度も見たことがなかったからだ。


テレビのニュースで、警察に捕まった泥棒が連行されて行くシーンを、幾度となく見て来たが、一度もそのようなイメージの泥棒の姿は見たことがなかった・・・・・・。


しかし、昭和の頃、漫画やアニメに登場する泥棒は、リアルな泥棒の姿ではなく、イメージ通りの唐草模様の風呂敷を背負った泥棒だった。


また、お笑い番組のコントに出て来る泥棒も、やはりイメージ通りの、「ザ・泥棒」だったのである。


ということは、この泥棒のイメージは、誰かが作り出したキャラクターとしての泥棒なのだろうか・・・・・・。


しかし、調べてみると、これがどうもそうではないようなのだ。


そしてそれは、「ザ・泥棒」のトレードマークでもある、唐草模様の風呂敷にヒントが隠されていたのである・・・・・・。


では、そもそも唐草模様とは、いったい何の模様なのか。


そこで調べてみると、唐草の「唐」には、外国という意味があるらしい。


そして、唐草の「草」には、「つる草」という意味がある。


つる草は生命力が強く、茎を四方八方へ伸ばしていく。


このことから、長寿や子孫繁栄を象徴しているといわれている。


このため唐草模様は、おめでたいものを象徴していて、「縁起がよいもの」とされていた。


そんなこともあって、唐草模様の風呂敷は、嫁入り道具を包むのにも利用され、その結果として、当時は「どこの家にも、当たり前にあるもの」だった・・・・・・。


ちなみに、唐草模様の風呂敷自体は、明治30年頃には、すでに登場しており、昭和40年に生産量がピークを迎えている・・・・・・。



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で、問題はこのことと、泥棒に何の関係があるのかだ。


泥棒が家の中に侵入し、真っ先に向かうのはタンスが定番である。


そして泥棒がまずすることといえば、一番下の引き出しを開けること。


なぜ、一番下なのかというと、上から引き出しを開けてしまうと、その下の引き出しを開ける時に、一度引き出しを閉めなくてはならないからだ・・・・・・。


タンスというのは、上の方に高価な貴重品を入れておき、下段に行くにつれて、日常的に使うものを入れておくもの。


このため、唐草模様の風呂敷は、下に入っていることがほとんどだったのだ・・・・・・。


で、まずは一番下の引き出しを開けて風呂敷を出して広げる。


そして一段ずつ上の引き出しを開けて行き、金目のものを抜き取っていく。


そして最後に風呂敷で全て包んで、それを背負ってずらかるという無駄のない手順だ・・・・・・。


前述の通り、当時は唐草模様の風呂敷は、どこの家にもあるもので、日常的に使うものだった。


このため泥棒が唐草模様の風呂敷を背負って歩いていても、特別怪しい光景には映らなかったというわけだ。


というわけで、唐草模様の風呂敷を背負った泥棒は、昭和は昭和でも、私たちよりも、もっとずっと前の世代の、「泥棒の手口」だったようである・・・・・・。


そういえば、サザエさんやドラえもんに登場する泥棒は、令和の時代になっても、未だにこの「ザ・泥棒」である。


どうやら、昭和の頃に実在した「ザ・泥棒」は、サザエさんやドラえもんが後生に語り継いで行ってくれるようだ・・・・・・。



2026年4月 8日 (水)

ミステリーファインダー

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昭和の頃は、どんな雑誌にも必ずといっていいほど、怪しい通信販売の広告が掲載されていた。


そしてそれらの広告は、誰がどう見ても、「絶対に嘘に決まっている」とか、「そんなうまい話があるわけがない」と感じるものばかりだった・・・・・・。


「ミステリーファインダー」は、こと、怪しさという面においては、これ以上のものはないというくらい、見た目からして、怪しさ全開の商品だった。


「ミステリーファインダー」は、分厚い少年向け漫画雑誌に広告を出していたので、それらの雑誌を購読していた人は、恐らく毎週のように、目にしていたのではないだろうか・・・・・・。


昭和の頃によくあった、怪しい通信販売の広告というと、必ずといっていいほど、「体験者Aさん」のレポートが掲載されていたものだ。


このため広告は、大きなものだと、1ページまるまる使っていたりしているものも少なくなかった。


しかし、「ミステリーファインダー」の広告は単純明快で、ページの片隅に小さな枠で囲まれて、4~5行の説明と小さな写真が添えられているだけだった・・・・・・。


で、まず目に飛び込んで来るのは、仏像の首(頭)だけが写った写真である。


子供の頃に初めてこれを見た時の衝撃は、いまも忘れられない。


「なんだか怖い物を見てしまった・・・」という気持ちと、「これはいったい何なんだ?」という好奇心が頭の中で交錯する・・・・・・。


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そこでまずは説明書きを読むことにする。


すると、「これはふしぎ!大仏の首が鳥や玉子、昆虫などの、オス、メスをピタリと当てる。」とだけ書かれている。


まず、この首は、「大仏の首(頭)」だったことが判明した。


そして、その「大仏の首(頭)」が「オス、メスをピタリと当てる」そうなのだが、いったいどうやって当てるのかは、何も書かれていなかった。


「大仏の首(頭)」が「こいつはオスだ」とか、「こいつはメスだ」とかしゃべり出すのだろうか。


しかし、広告の一番下に書かれている値段は、300~400円ぐらいだったと思うので、そんな大それた機能は付いていないだろう・・・・・・。


後から聞いた話では、この大仏の首は、どうやらペンダントになっていたようだ。


で、オス、メスの判定をしたいときには、ペンダントを手に下げて持ち、大仏の首が直線的に揺れるか、円を描いて揺れるかで、雌雄を判断するとのことだった。


いわゆるダウジングということになるのだろう。


しかし、ダウジングなら5円玉を紐でぶら下げたもので十分代用可能で、わざわざ大仏の首など買う必要はないのだ・・・・・・。


それに、そもそもの話になってしまうが、子供がこれを欲しがるだろうか。


300~400円という値段を見ても、これはどう考えても、ターゲットは子供だろう。


しかし、当時、大仏の首を、自分の首にかけて歩いているやつなんて、1回も見たことがなかった。


べつにかわいくもないし、かっこよくもないし、面白くもないのだ。


それに動物の雌雄を判定しまくったところで、それがいったい何になるというのか。


そんなわけで、広告写真だけはインパクト絶大な「ミステリーファインダー」だったのだが、300~400円出して、こんなものを買うなら、「ドラえもん」の単行本を1冊買った方がよっぽど得だと思っていた、子供時代の私だったのである・・・・・・。

(画像上、染井吉野からバトンを繋ぎ、八重桜が咲き始めた・・・・・・。画像下、染井吉野の下は散った花びらが地面を染めていた・・・・・・)

2026年4月 1日 (水)

目玉が飛び出るおばさん

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最近ではほぼ見ることがなくなってしまったが、昭和のテレビ番組では、「ビックリ人間」がしばしば特集されていた。


そんな「ビックリ人間」の中で、私が最もよく覚えているのは、「目玉が飛び出るおばさん」である・・・・・・。


目玉が飛び出るといえば、昭和の漫画やアニメでは、ビックリしたときの表現として、目玉がビヨ~ンと飛び出る描写がよく見られた。


「目玉が飛び出るおばさん」は、そんな漫画やアニメさながらに、目玉がビヨ~ンと飛び出るのである。


ただ、そのおばさんの場合は「実写」なので、ビジュアル的にかなりホラーで、実際に目の前で見たら、飛び上がるほど驚くことだろう・・・・・・。


で、このおばさん、何で目玉が飛び出るのかというと、どうもそのきっかけとなる出来事があったらしいのだ。


なんでも、頭に物が当たったことがきっかけで、あくびをするたびに、目玉が飛び出し始めたのだという。


それって、病院に行って、それなりの治療を受けた方がいいんじゃないかと思ったのは、きっと私だけではあるまい・・・・・・。


そして放送当時、おばさんの目玉が飛び出る長さは12㎜といわれていて、何とギネス世界記録にも認定されていたのだそうだ。


どうでもいいが、目玉が飛び出す長さを競う相手なんて、他にいるのだろうか・・・・・・。


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そして前述の通り、このおばさんが目玉を飛び出させている映像はかなりホラーで、漫画やアニメで目玉が飛び出す描写とはちょっと違っていた。


では、どこがどう違っていたのかというと、このおばさんの場合は、「目玉が飛び出る」というよりも、「目玉がこぼれ落ちそう」になっているといったら分かってもらえるだろうか。


漫画やアニメの目玉が飛び出る描写というのは、ほんの一瞬で元に戻るのだが、「目玉が飛び出るおばさん」の場合は、目玉が「ヌ~~~ッ」と、ゆっくり飛び出して来て、その後、「ポロッ」と目玉がこぼれ落ちそうな予感すら感じさせるのである・・・・・・。


もちろん、実際に目玉が「ゴロン」とこぼれ落ちることはないのだが、この一連の映像は、「驚愕」というより、「恐怖」に近いといえよう。


ホラー映画や心霊番組に弱い人にこの映像を見せたら、きっと卒倒すること間違いなしである。


また、心臓の弱い、じいさん、ばあさんには、「目玉が飛び出るおばさん」の映像は見せない方がいいだろう。


そんなことをしたら、まず間違いなく、あの世へ一直線である・・・・・・。


「目玉が飛び出るおばさん」がその後どうなったのかは定かではないが、当時子供だった私はあの映像を見て、「日本のお化け屋敷に就職したら、きっと日本で一番怖いスターお化けになれるのになぁ」なんて、非常に失礼なことを思っていたのだった・・・・・・。

(画像上、ソメイヨシノが見頃になった・・・・・・。画像下、ゼンマイがニョキニョキ伸びて来た・・・・・・)

2026年3月25日 (水)

アポロ

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▲左側のパッケージは見慣れないと思うが、1966(昭和41)年の発売当初のもの。現在は右側のパッケージデザインになっている・・・・・・。

「アポロ」は1966(昭和41)年8月7日に、明治製菓から発売になった粒チョコレートだ。


きのこの山やたけのこの里と並び、明治を代表するチョコレート菓子で、2026(令和8)年現在で60周年を迎える。


一般的にいって、お菓子のライフサイクルは、そのお菓子を食べ始めた子供が成人するまでの20年間といわれている。


それを考えると、「アポロ」は超がつくほどのロングセラー商品といっても過言ではないだろう・・・・・・。


「アポロ」といえば、円錐形の独特な形をしており、その周りを囲むように、縦にすじ模様が入っている。


じつはこの「アポロ」の形状は、1969(昭和44)年7月21日に、人類初の月面着陸に成功し、同年7月24日に地球へ帰還した、アポロ11号の司令船がモチーフとなっている。


ただし、明治製菓が「アポロ」を商標登録したのは、1966(昭和41)年のことで、当初はギリシャ神話の太陽神、アポロンに由来していたといわれている。


ということは、明治製菓が「アポロ11号の月面着陸ブームにのっかった」ということなのだろう。


じつはお菓子業界では、この「ブームにのっかる」ことは、決して珍しいことではなく、他にもいくつか思い浮かぶものがあるのだが、それらについてはまたいずれということで・・・・・・。


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▲幅広い世代にお馴染みのアポロのこの形は、1966(昭和41)年から全く変わっていない。遠足の定番のお菓子のひとつだった・・・・・・。

で、「アポロ」といえば、上部の尖った部分はイチゴ味のチョコレート、広がっている下部の方はミルクチョコレートになっている。


じつは時期については定かではないのだが、この上下のチョコレートを逆にした、「逆さアポロ」が稀に入れられていたことがあったらしい。


詳しい混入率などは不明だが、「相当レア」な確率だったそうだ・・・・・・。


レアといえばもう1つ、「アポロ発売50周年」のイベントとして、「ラッキースター」と呼ばれる星形のアポロが入れられていたこともあった。


現在も入っているのかどうかは定かではないが、当時は「ラッキースター」の混入率は、1万個に1個ともいわれていた。


または100箱に1つとか、3000粒に1つなんていう人もいたが、1箱買ったら、2粒入っていたなんていう人もいて、実際のところはどの程度の確率だったのかはよく分からない。


ただひとついえることは、「ラッキースター」なのだから、食玩やガチャポンのシークレットアイテム程度の混入率だったのではないだろうか。


しょっちゅう出て来るようなものなら、「ラッキー」とはいえないだろう・・・・・・。


ところで先ほども書いたように、アポロは2026(令和8)年8月7日で、発売60周年を迎える。


50周年の時に「ラッキースター」が入れられたように、もしかしたら、60周年のイベントとして、何かサプライズがあるかもしれない。


「星の次は何か?」を想像しながら楽しみに待ってみるのもいいだろう・・・・・・。


ところで、アポロにはジャンボサイズがあるのをご存知だろうか。


空港や駅、土産物店などに行かないと出会えないかもしれないが、ジャンボサイズには通常のアポロチョコ以外に、ホワイトチョコレートをかけて仕上げた、赤富士バージョンが存在する。


ここまで来ると、「もうアポロ11号と関係なくなっちゃってるじゃん」という気がしないでもないが、お土産としてもらったら、きっと嬉しいし、売り場で見つけた時のワクワク感もハンパないだろうから、「これはこれで、まあいいか」と思っておくことにする・・・・・・。



2026年3月18日 (水)

ミミズにおしっこをかけるとおちんちんが腫れる

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私が子供の頃、「ミミズにおしっこをかけるとおちんちんが赤く腫れ上がるから、絶対にやってはいけない」とよくいわれていた。


当時は大人がそういうのだから、そういうものなんだろうと思っていた。


しかし、よくよく考えてみれば、ミミズにおしっこをかけたぐらいで、何でおちんちんが赤く腫れ上がるのか。


おしっこをかけるだけなら、ミミズには指1本触れていないことになる。


触ってもいないのに、皮膚が炎症を起こすなんてことが、本当にあるのだろうか。


そんなことはあり得ないのではないか・・・・・・。


と、当時、そんな疑問を大人にぶつけてみたところ、「おしっこをかけるということは、ミミズに間接的に触れていることになる。ミミズとおちんちんをおしっこが繋いでいるのだ」と、分かったような、分からないようなことをいう。


かみ砕いて説明するなら、ミミズにおしっこが当たっているわずかな間に、ミミズの身体から菌がおしっこを伝って、おちんちんまで泳いでやって来るということらしい。


どうやらミミズ菌は泳げるらしい。


しかも、流れに逆らって、かなりの急流を上って来るのだ。


ミミズ菌、恐るべしである。


その話を聞かされた時は、恐怖で震え上がったものだが、冷静になって考えてみると、そもそもの話、ミミズにおしっこをかけるやつなんているのだろうか。


もし、いたとして、いったい何のためにそんなことをするのか・・・・・・。


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ミミズは普段は土の中で暮らしている。


そんなミミズを、わざわざ掘り起こして、地上に無理矢理引っ張り出し、「よし、いまからおしっこをかけてやろう」なんて思うやつがいるだろうか。


それにミミズにおしっこをかけたところで、自分にとって何のメリットがあるというのか。


で、この「ミミズにおしっこをかけるとおちんちんが腫れる」といううわさだが、どうも大人が子供に対して意図的に流していたらしいのだ。


では、何でわざわざそんなことをしていたのかというと・・・・・・、


ミミズは土の中の有機物や微生物を食べて育つ。


そして、ミミズはそれらを土ごと食べて排泄することになる。


ミミズはそれを繰り返しながら、土を掘り進み、結果的に土の中にトンネルを作って行く。


このトンネルは土の中に酸素を入れることになり、人がクワを使って畑を耕すのと、同じような効果があるといわれている・・・・・・。


さらにミミズの排泄物は、有機物が分解されたことで、栄養のある土となる。


この土はミミズの体内を通り抜けて来たことで、土の粒子が一定の大きさで固まって、植物の生育に適した状態になる。


このためミミズがたくさん出て来る土壌は、昔から「いい土だ」といわれる。


そんなわけで、農家さんたちは、ミミズを大切に扱っているそうだ・・・・・・。


と、ここまで書けば分かると思うが、「そんなミミズに小便をかけるとはなにごとか!」ということである。


さらにいうと、ミミズは刺激を受けると、毒性のある防御液を噴射することがあるそうなのだ。


で、これがおちんちんに当たったりすると、炎症を起こすかもしれないとのことなのだ・・・・・・。


また、私たちより上の世代の人たちは、子供の頃、ミミズを直に触ったり、いたずらで実際におしっこをかけたりすることがあったらしい。


ミミズを触った手で、おちんちんを触れば、そりゃあ、炎症の1つも起こすだろう。


そんなわけで、「ミミズにおしっこをかけるとおちんちんが腫れる」といううわさは、時期は定かではないが、かなり昔から存在していたようだ・・・・・・。


そして1つ分かったことは、「ミミズ菌がおしっこを伝っておちんちんまで泳いで来る」という話は、「本当にあった怖い話」と同等のものと理解しておいた方がよさそうだ。


とはいうものの、「ミミズとおちんちんをおしっこが繋いでいる」は、何となく名言ぽく聞こえるから、不思議なものである・・・・・・。


(画像上、丘の上のコブシの花が満開になった・・・・・・。画像下、12月ぐらいから咲いていたボケが、温かくなって急に花数が増えた・・・・・・)



2026年2月25日 (水)

ページがめくれない

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最近、手指の乾燥がいちじるしい。


ちなみに空気が乾燥している冬だけの話ではなく通年である・・・・・・。


手指が乾燥していると、日常生活に支障が出る。


例えば、朝、新聞を取りに行き、新聞を読み始める。


ペラペラとページをめくり、自分の見たい面を探すのだが、なぜか最後のページまでめくり終わってしまう。


「あれ?」と思い、もう一度チャレンジするが、なんだか新聞の厚みの割にページ数が少ない気がする。


そこで新聞を床に置いて、ページの端っこを爪で引っかけるようにして、1枚ずつはがしていくと、ようやく見たかったページが現れてホッとする。


どうやら手指が乾燥しているのが原因で、ページが重なったままでめくっていたようだ。


新聞販売店に、「ページが抜けているよ」などと電話をしなくて本当によかったと思う・・・・・・。


新聞と同様に本のページも重なったままめくっていることがある。


文章のつながりが自然だと、そのことに気付かずに、そのまま読み進めてしまい、先のページで意味が通じなくなり、「そんな話題、書いてあったかな?」と思い、数ページ戻って、ようやく気付くなんてことも多々ある。


私の場合は、「前述のように・・・」という記述で、「あれ?」と思い、ページを戻ることが多い・・・・・・。


本以上にやっかいなのが雑誌である。


漫画雑誌のような紙質ならまだいいのだが、比較的カラーページの多い、薄い紙質の雑誌は、ページとページがピッタリとくっついてしまっているように感じる。


そして、知らぬ間に、2~3ページくっつけたまま、めくってしまうことも少なくないのだ。


そして、その都度、「あ~~、もうっ!」などとイライラしてしまうのである・・・・・・。


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子供の頃、自分の親も含めてだが、世の中のおじさん、おばさんは、本や雑誌のページをめくる時、下唇の内側に、「チョン」と指を当てて、少し湿らせてからめくっていた。


当時子供だった私は、「きたねえな~」などと思っていたものだが、いまになってみると、「ああ、そういうことだったのか!」と納得出来る。


そうはいっても、自分もマネをしてやってみようなどとは、これっぽっちも思わないが、当時は一定の年齢以上の人は、みんなやっていたような気がする・・・・・・。


じいさん、ばあさんに至っては、力仕事をする時などは、手が滑らないように、手の平に少量の唾を、「ペッ!」と吹きつけていたりしたものだ。


ここまで来ると、もはや汚いどころの話ではない。


そういえば、最近はそんな光景は、もう見なくなった気がする・・・・・・。


紙以上にめくるのが大変なのがビニール袋だ。


ゴミを捨てようと、ポリ袋の口を探すのだが、上下どっちも開かずに、「これ、不良品じゃね?」などといいだす始末。


新聞のページを開く時に、爪でカリカリして成功していたので、その技をポリ袋でも使ってみるのだが、どうもうまくいかない。


「あれ~、おかしいな~」などと思っていると、ポリ袋の下部にあるベロをみつけてしまい、「逆さまじゃねえか!」と自分に切れたりする・・・・・・。


そしてポリ袋を正しい向きに戻して、再チャレンジするも、それでもポリ袋はペタリとくっついたままびくともしない。


そこで最後の手段として登場するのが、セロテープやガムテープなどの粘着テープだ。


これをちょっとだけ切って、指輪状にして指にはめ、両側から引っ張ると、見事なまでに、お口パッカ~ン!


まるで特大の場外ホームランを打ったような気分で、両手を天に突き上げる。


子供の頃には思ってもみなかった、未来の乾燥した自分がそこにいた・・・・・・。


(画像上、畑の片隅でニホンスイセンが咲いていた・・・・・・。画像下、季節の和菓子、うぐいす餅・・・・・・)


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