ツナマヨのおにぎり
▲現在では定番となっているツナマヨのおにぎりだが、昭和の発売当初は奇抜な印象で、全く売れていなかった・・・・・・。
現在ではツナマヨはコンビニおにぎりの定番になっている。
しかも、20年以上もトップの座に君臨し続けているというから驚きである・・・・・・。
ツナマヨのおにぎりが初めて世に現れたのは、1983(昭和58)年頃といわれている。
私の記憶では、セブンイレブンが最初だったのではないかと思う。
というのも、当時はいまと違って、まだまだ、コンビニの種類や店舗数が少なくて、うちの近所にはセブンイレブンしかなかったと記憶している・・・・・・。
で、当時はツナマヨのおにぎりは、斬新ではあったが、あまりにも奇抜な印象で、全く売れていなかった。
当時はツナマヨといえば、サンドイッチやサラダの具材として認知されていて、「それをおにぎりの具として使うなんて馬鹿じゃないの?」と思っている人がほとんどだった。
例えるなら、「パンに刺身をサンドして食べる」ような感覚だったのだ・・・・・・。
当時はおにぎりの具材といえば、「梅干し、鮭、昆布」といった、和風のものが定番で、しょっぱめで、保存性を重視したものが主流だった。
だからツナマヨは邪道以外の何者でもなく、売れないのは、当然といえば当然だったのである・・・・・・。
しかし、それでもコンビニでは、粘り強くツナマヨを店頭に並べ続けていた。
子供の頃の私の記憶では、商品棚にツナマヨのおにぎりだけが、たくさん残っている印象が強烈に残っているのだが、その後、ツナマヨは少しずつ売れていくことになる・・・・・・。
▲ツナといえば「シーチキン」だが、近年は缶詰タイプだけでなく、このようなパウチのパッケージも登場した。店頭で初めてこれを目撃したとき、「うちのネコとおそろいになったな・・・」と苦笑したものだ・・・・・・。
いったいいつ頃から、ツナマヨのおにぎりが売れ始めたのかは定かではないのだが、そのきっかけを作ってくれたのは若者だったといわれている。
いつの時代も、若者はチャレンジャーであり、時にそれは流行の渦を巻き起こすことがある・・・・・・。
そして、1990年代に入ると、ツナマヨはコンビニおにぎりの定番の具材となっていく。
80年代では奇抜すぎる具材だったツナマヨが、90年代に入ると定番化し、この時代に育った世代からすると、「子供の頃からあった具材」として認知されることになる。
たったの10年なのに、何だか自分がとてつもなく年寄りになったような、とても不思議な感覚に襲われる・・・・・・。
結局のところ、私は子供の頃、一度もツナマヨのおにぎりは食べなかったように思う。
なぜかといえば、「おにぎりは鮭や昆布の方が美味い」と感じていたからだ。
私がツナマヨのおにぎりを初めて食べたのは、20代半ばになってからだったと思う。
ツナマヨはサラダとして、よく食べていたから、当然、その味は知っていたので、おにぎりをひと口かじっても、特にこれといった感想はなく、「まあ、そうだよなぁ」と、ひと言だけつぶやいたのを覚えている・・・・・・。




















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