カテゴリー「レインボーマンの替え歌」の記事

2021年10月13日 (水)

「謎フレーズ探偵」レインボーマンの替え歌③

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前回までの調査で、レインボーマンの替え歌には、大きく3つの系統があることが分かった。


まず、1つ目は、「インドの山奥で」の次の歌詞が、「でんでん虫かたつむり」になるもの。


そして2つ目は、「インドの山奥で」の次の歌詞が、「でんでんでん六まめうまいまめ」になるもの。


そして3つ目は、「インドの山奥で」の次の歌詞が、「出っ歯のハゲ頭」になるものだ。


そしてそのいずれの系統の替え歌も、元歌(レインボーマンの主題歌)の原形を留めているのは、冒頭の「インドの山奥で」の部分だけだった。


その後のフレーズについては、レインボーマンとは一切なんの関係もなく、歌詞を次々と繋げて行く、しりとり歌になっていた。


ちなみに私は、本家のレインボーマンの放送については、1回も見たことがないし、当時小学生の間で流行っていたと言われる替え歌の方も、歌っていた記憶は全くない。


ただ、不思議なことに、替え歌のメロディだけは、なんとな~く聴いたことがあるような気もするのだ。


これについては、今回レインボーマンの替え歌について情報提供をしてくれたAさんが、私が「知らない」と言うので、替え歌を実際に歌って聴かせてくれたことで判明した。


そこでこの謎を解くためにも、ちょっとレインボーマンについて、色々と調べてみることにした・・・・・・。


まず、「愛の戦士レインボーマン」がテレビで放送されていたのは、1972(昭和47)年10月6日から1973(昭和48)年9月28日までだった。


本放送当時は毎週金曜日の午後7時30分からの30分枠で放送されていたようだ。


番組のジャンルとしては、東宝制作による特撮ものということになる。


そしてその後、再放送があったのかどうかは定かではないが、少なくとも本放送当時の私は、まだ幼過ぎてとてもこのような特撮番組を理解出来る年齢ではなかった。


だからレインボーマン自体を、「見ていなかった=知らなかった」というのは、当然といえば当然のことなのかもしれない。


ところがレインボーマンの替え歌の方はというと、じつはレインボーマンの放送から、じつに20年以上もの間、小学生の間で代々歌い継がれて来たそうで、むしろ元歌を知らないで歌っていた世代の方が多かったようなのだ。


だから私も替え歌の方は知っていてもおかしくはないはずなのだ・・・・・・。


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そして更に調査を進めて行くと、じつはレインボーマンは、1982(昭和57)年10月10日から1983(昭和58)年3月27日まで、TBS系列でアニメ版が放映されていたようなのだ。


本放送当時は毎週日曜日の午後1時30分からのサンデーアニメプレゼント枠で、「時空要塞マクロス」との2本立てで放映されていたという。


私はマクロスの方はなんとな~く記憶にあるが、レインボーマンの方はアニメ版の方も全く記憶に残っていない。


ということは、恐らく見ていなかったのだろう。


私の記憶にはないものの、レインボーマンは特撮版の放映から10年後に、アニメ版がテレビで放映されていたことが分かった。


恐らくこのことが、替え歌のロングランに少なからず影響していたのではないだろうか・・・・・・。


で、この話を今回の情報提供者のAさんに話したところ、「それだったら、CMの影響の方が大きかったんじゃないか?」と言われた。


私はAさんの言う「CM」についても、すっかり忘れてしまっていたので、Aさんに1から説明してもらったところ、「サザンサザン」という運動靴のCMに、レインボーマンの替え歌が使われたことがあったのだそうだ。


そして、「あのCMはさんまがやっていたから、影響力という意味じゃ、本家以上だったろうよ」と言うのだ。


そこでちょっと調べてみたところ、1987(昭和62)年にシューズメーカー、アキレスの運動靴、「サザンサザン」のCMで、明石家さんまさんが、確かにレインボーマンの替え歌を歌っていたようなのだ。


ただしこれは、本来の替え歌とは歌詞が違っていたようで、どうやらCM用に書き下ろされたものらしい。


そのCMに使われていた替え歌がこちら(↓)。


「CMの替え歌」

インドの山奥(で)
電報打った(ら)
らっきょが転が(り)
りきんだ拍子(に)
二年の春だ(よ)
予習も忘れ(て)
天下一品、サザンサザン


私がレインボーマンや、その替え歌については知らないのに、メロディだけはなんとなく聴いたことがあると感じていたのは、どうやらこのCM の影響のようだ。


そして、この運動靴のCMが放映された1987(昭和62)年は、レインボーマンの特撮版が放映されてから、じつに15年も後のことになる。


それにも関わらず、レインボーマンの替え歌がCMに採用されたということは、当時の小学生の間では、まだまだレインボーマンの替え歌が流行っていたということなのだろう。


そして恐らく、このCMが再ブレイクのきっかけとなり、その後もレインボーマンの替え歌は90年代まで、小学生たちの間で、脈々と歌い継がれて行くことになったのである・・・・・・。


(画像上、見事に枝垂れたハギの花。画像下、今年は二回咲いてくれたキンモクセイの花)

2021年10月 7日 (木)

「謎フレーズ探偵」レインボーマンの替え歌 ②

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前回からレインボーマンの替え歌について調査を始めた。


そしてレインボーマンの替え歌には、いくつかの特徴を持った系統があることが分かった。


で、前回ご紹介したものは、「インドの山奥で」の次の歌詞が、「でんでん虫かたつむり」になるものだった。


今回はこれとは別系統のものを、順を追ってご紹介して行きたいと思っている。


皆さんが覚えているレインボーマンの替え歌は、はたしてこの中にあるだろうか・・・・・・。


「替え歌 C」

インドの山奥(で)
でんでんでん六豆、うま~いま(め)
めーだーかーの学校は~、か~わ~の~な(か)
か~ら~す~、なぜ鳴くの~、からすはや~ま~(に)
にんにく食べたら屁が
ぽっぽっぽ~、ハトぽっぽ~


レインボーマンの替え歌は、いわゆる繋ぎ歌になっており、歌詞の()の部分は歌わずに、歌詞を次々と繋げて歌って行く「しりとり歌」である。


そしてこの替え歌Cでは、「インドの山奥で」の次の歌詞が、必ず「でんでんでん六豆、うま~い豆」になる特徴がある。


もはや言うまでもないと思うが、「でんでんでん六豆、うま~い豆」とは、株式会社でん六が発売する豆菓子、「でん六豆」のCM曲のフレーズである。


このことから、でん六豆は当時からすでに売られていた歴史あるお菓子であることが分かる。


そしてこの替え歌Cでは、その後のフレーズを、各種の童謡で歌い繋いで行く特徴があり、最後が「ぽっぽっぽ~、ハトぽっぽ~」で終わるものと、そこからもう少し、歌詞を繋いで行くものとに分かれる。


で、「ハトぽっぽ~」の後に、もう少し続くものの一例がこちらになる(↓)。


「替え歌 D」

インドの山奥(で)
でんでんでん六豆、うま~いま(め)
めーだーかーの学校は~、か~わ~の~な(か)
か~ら~す~、なぜ鳴くの~、からすはや~ま~(に)
にんにく食べたら屁が
ぽっぽっぽ~、ハトぽっぽ~
ま~めが欲しいかそらやる(ぞ)
ぞ~さん、ぞ~さん、お~はなが長いのね~
そ~よ母さんもな~がいのよ~


じつはここから更に続いて行くものもあるのだが、そのいずれもが、でん六豆の歌詞の後は、なぜか全て童謡で繋いで行っており、それがこの系統の特徴にもなっている。


そしてもう1つの特徴としては、替え歌AやBのように冒頭の歌詞へのループはしないという点だ。


そして替え歌CとDで一つ指摘しておきたいのは、「なぜ、にんにくを食べて屁が出るのか?」ということと、屁が出たのなら、「ぽっぽっぽ~」ではなくて、「ぷっぷっぷ~」ではないのかという点だ。


このようにこの部分に関しては、「かなり強引」としか言いようがないのだが、「でん六豆系統」の替え歌には必ず採用されている一節なので、当時の子供たちの間では、かなり重要視されていたワンフレーズということになるのだろう。


まあ、小学生は「おなら」とか「うんこ」が大好きだから、是が非でも残したいフレーズだったのだろう・・・・・・。


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さて、ここからは替え歌C、Dとは、また別系統の替え歌になる。


歌詞が短いものが多いので、いくつか続けてご紹介することにする。
それではどうぞ(↓)。


「替え歌 E」

インドの山奥(で)
出っ歯のハゲあた(ま)
まんじゅう食いたい(な)
菜っ葉のおみおつ(け)
けんかが止まらな(い)
インドの山奥で(冒頭へループして行く)


「替え歌 F」

インドの山奥(で)
出っ歯のハゲあた(ま)
ま〇こに毛が生え(た)
たぬきの立ち小便


「替え歌 G」

インドの山奥(で)
出っ歯のおじさん(が)
がいこつひろって死んじゃった


替え歌E~Gでは、「インドの山奥で」の次の歌詞が、必ず「出っ歯のハゲ頭(おじさん)」になるという特徴がある。


そしてこの系統は、歌詞が長続きせず、とにかく短くてあっという間に終わってしまうものが多いようだ。


また、今回調査したものに関しては、「出っ歯のハゲ頭(おじさん)」に続く次の歌詞が、「まんじゅう食いたいな」になるものと、「ま〇こに毛が生えた」になるものにきれいに分かれた。


「ま〇こに毛が生えた」に関しては、もう完全に下ネタで、当時こんなフレーズを小学生が学校で、大きな声で歌っていたのかと思うと、思わず「プッ!」と吹き出してしまう。


ま〇こに毛が生えたことを世間に公表して、いったいどうしようというのか。


また、なぜか歌詞は異常に短いが、「がいこつを拾ってどうにかなる」系もそこそこ見られた。


じつはこのレインボーマンの替え歌、全国の小学生の間でじつに20年近くの間、歌い継がれて来たらしい。


当然、元歌を知らないで歌っている世代の方が多かったと思われる。


という訳で、次回はなぜレインボーマンの替え歌が、そんなに長きに亘り、歌い継がれて来たのかについて調査して行きたいと思っている・・・・・・。


(画像上、道端でひっそり咲く、アレチヌスビトハギの花。画像下、フェンスに絡んで咲いていたガガイモの花)


2021年10月 1日 (金)

「謎フレーズ探偵」レインボーマンの替え歌 ①

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「謎フレーズ探偵」の記事を書く時に、いつも情報提供でお世話になっているAさんに、「レインボーマンの替え歌も調査してみたら面白いんじゃない?」と提案してもらった。


ところが、どういう訳か私は、Aさんの言う「レインボーマン」については、どんなに子供の頃の記憶を掘り返して見ても、まったく思い出すことが出来なかった。


ストーリーはおろか、主人公がどんな姿をしていたのかすら思い出せないのだ。


そこでちょっと調べてみたところ、「愛の戦士レインボーマン」は、1972(昭和47)年から1973(昭和48)年にかけて放映されていたらしく、親が私に番組を見せてくれていたとしても、当時の私はまだ幼過ぎて、内容については全く理解出来ない年齢だったということになるようだ。


で、そのことをAさんに話したところ、「俺だって内容は全く覚えていないよ」と言うではないか。


更に驚いてしまうのは、「内容どころか主題歌すら知らない」と言うのだ。


それなのになんで、「替え歌を調査してみたら?」なんて言うのかと聞いてみたところ、「替え歌というのは、子供たちの間で歌い継がれて行くもの。だから元になったレインボーマンを知らない世代でも、替え歌の方は意外と知っていたりするものなんだよ」という。


Aさんと私はたいして歳は違わない(Aさんの方が年上)。


それなのに、Aさんはレインボーマンの替え歌を知っているのに私は知らない。


そのことがどうも引っ掛かるのだが、私が忘れているだけの可能性もあるし、今回はAさんの言葉を信じて、とりあえずレインボーマンの替え歌の調査を進めて行くことにした・・・・・・。


冒頭でも少し書いたが、「愛の戦士レインボーマン」は、1972(昭和47)年10月6日から、1973(昭和48)年9月28日まで放映されていた、東宝制作の特撮ヒーローものだ。


そしてその後、1982(昭和57)年には内容をマイルドにした、テレビアニメ版も制作され放送されている。


このように書くと、「内容をマイルド」という所に、引っ掛かる人もいるかもしれないが、じつは特撮版のレインボーマンは、かなり内容がどぎつく、今だったら放送出来ないんじゃないかという設定だったのだ。


ちなみに私はこのテレビアニメ版の方も、どういう訳か全く記憶にない・・・・・・。


で、替え歌の記事を書くにあたり、いつもならここで、まずはレインボーマンの元歌(主題歌)をご紹介するところなのだが、じつはAさん曰く、レインボーマンの替え歌は、替え歌とはいうものの、歌詞の原形を留めているのは、最初の「インドの山奥で」の部分だけだというのだ。


それに私もAさんも、レインボーマンの元歌(主題歌)は、リアルタイムでは全く聴いたことがないので、紹介したところで何の解説も加えられない。


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そんな訳で今回は元歌(主題歌)は省いて、いきなり替え歌の調査を始めたいと思う。


ちなみに今回は、私の周りでは替え歌はおろか、レインボーマン自体を知っている人がいなかったので、Aさんが友人、知人などに聞いて回り、情報を集めて来てくれた。


で、まずは言い出しっぺのご本人、Aさんの覚えていた替え歌がこちら(↓)。


「替え歌 A」

インドの山奥(で)
でんでん虫かたつむ(り)
りんごは真っ赤っ(か)
かーちゃんおこりん(ぼ)
ぼーくは泣いちゃっ(た)
たぬきの立ちしょん(べん)
便所の戸が開かな(い)
インドの山奥で(冒頭へループして行く)


レインボーマンの替え歌は、基本的に繋ぎ歌になっていて、()の部分は歌わずに、歌詞を次々と繋げて歌って行く、しりとり歌になっていたのだそう。


そしてこの歌を聴いて、1つ気になったことがあった。


私はレインボーマンの主題歌を知らないのに、なぜかこの替え歌は、なんとなく聴いたことがある気がするのだ。


これはいったいどうしてなのだろう・・・・・・。


で、Aさんが言うには、上の歌詞のものが最もオーソドックスなもので、子供たちの間で、最も広く歌われていたのではないかとのことだった。


そしてこの「替え歌 A」にはバリエーションがあって、それをもう1つご紹介しておこうと思う。


それがこちらになる(↓)。


「替え歌 B」

インドの山奥(で)
でんでん虫かたつむ(り)
リカちゃんプレゼン(ト)
トマトはなぜ赤(い)
インドの山奥で(冒頭にループして行く)


この替え歌A、Bのように、「インドの山奥で」の次の歌詞が、「でんでん虫かたつむり」になるものに関しては、次の歌詞が「りんごは真っ赤っか」になるものと、「リカちゃんプレゼント」になるものにきれいに分かれるようだ。


ちなみに「リカちゃんプレゼント」とは、恐らく「リカちゃん人形」のことだと思われる。


で、どちらがこの替え歌の元歌だったのかについては、今となっては調べようがなく、もはやお手上げ状態なのだが、元歌からもう一方が派生して行ったことだけは間違いないだろう。


じつは調べて行くと、レインボーマンの替え歌には、いくつかの系統があって、今回ご紹介した替え歌のAとBは、そのうちの1つということになる。


そんな訳で次回は、別系統の替え歌について、調査を進めて行きたいと思っている・・・・・・。


(画像上、秋早くから咲き始めるキクイモの花。画像下、いち早く落ち始めるコナラのどんぐり。この時期のものは、緑色のうちに落下して、次第に茶色に変わって行く)

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