カテゴリー「そうだ村の村長さんが」の記事

2022年4月29日 (金)

「謎フレーズ探偵」そうだ村の村長さんが ④

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今回は「そうだ村の村長さんが」の4回目、この歌の元歌(元ネタ)について、色々と考えて行きたいと思っている。


と、まずはその前に、過去に小学生の間で流行っていた、「そうだ村の村長さんが」という歌が、いったいどのようなものであったのか、1例を上げておくので参考にして欲しい。


「そうだ村の村長さんが」

そうだ、そうだ、そうだ村の村長さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
葬式まんじゅう美味いそうだ
中にはあんこが入ってないそうだ


で、ネット上には、この歌の元歌(元ネタ)とされる「詞」が、あちこちのサイトに紹介されている。
それがこちらになる(↓)。


「そうだ村の村長さん」阪田寛夫

そうだむらの そんちょうさんが
ソーダのんで しんだそうだと
みんながいうのは ウッソーだって
そんちょうさんが のんだソーダは
クリームソーダの ソーダだそうだ
おかわり十かい したそうだ
うみのいろした クリームソーダ
なかでおよげば なおうまそうだ
クリームソーダの プールはどうだと
みんなとそうだん はじめたそうだ
そうだむらでは おおそうどう
プールはつめたい ぶっそうだ
ふろにかぎると きまったそうだ
そうだよタンサン クリームおんせん
あったかそうだ あまそうだ
おとなもこどもも くうそうだけで
とろけるゆめみて ねたそうだ


ちなみにこの詩は、童謡「サッちゃん」で知られる、児童文学作家の阪田寛夫さんによるもので、見ての通り、言葉遊びのような内容になっていることが分かる・・・・・・。


子供たちの間で流行っていた、「そうだ村の村長さんが」では、村長さんはすでに「ソーダ飲んで死んだそうだ」と歌われており、その後の歌詞でも、「葬式まんじゅう美味いそうだ」、「葬式まんじゅうでっかいそうだ」、「明日の葬式忙しそうだ」、「まだ葬式ないそうだ」など、様々なバリエーションで歌われていて、村長さんはやっぱり死んだことになっている。


ところが阪田寛夫さんによる「そうだ村の村長さん」では、「そうだむらの そんちょうさんが ソーダのんで しんだそうだと みんながいうのは ウッソーだって」と歌われていて、「村長さんはじつは生きていた」というお話になっている。


そしてこの2つの詞を見比べてみると、1つの物語として成立しているのは、誰がどう見ても、阪田寛夫さんの「そうだ村の村長さん」の方だろう。


ところが子供たちの間で流行っていた、「そうだ村の村長さんが」の方も、歌詞は短いながらも、ただの語呂合わせの歌で終わることなく、細部まで練りに練って作られている、なかなか奥の深い歌なのである。


そしてこれについては、過去3回の記事でご紹介して来た通りである・・・・・・。


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そこでちょっとこの2つの歌について調べてみることにした。


するといろいろな人に話を聞いてみると、子供たちの間で流行っていた「そうだ村の村長さんが」は、どうも昭和初期から、遅くとも昭和20~30年代には、すでに子供たちの間で歌われていて、全国的に流行っていた歌だったようなのだ。


そしてもう一方の阪田寛夫さんによる「そうだ村の村長さん」は、もともとは雑誌「こどもの光(家の光協会)」の連載で、「まどさんとさかたさんのことばあそび」として紹介された詞であることが分かった。


この連載は1987(昭和62)年1月から2年間続いている。


そして1992(平成4)年11月30日に、「まどみちお」との共著で、「まどさんとさかたさんのことばあそび」のタイトルで、小峰書店より絵本として発売されている。


そしてここで1つ気付くことがある。


ネット情報では、子供たちの間で流行っていた、「そうだ村の村長さんが」の元歌(元ネタ)は、阪田寛夫さんによる「そうだ村の村長さん」であると紹介されている。


ところが前述のように、こちらの詞の方が時期としては全然新しいのである。


先ほども書いたように、子供たちの間で流行っていた「そうだ村の村長さんが」は、すでに昭和初期から歌われていた。


しかし、その元歌(元ネタ)とされる詞が発表されたのは、昭和の終わり近くだったなんて、そんな矛盾した話がある訳がない。


ちなみに私の小学生時代にも、「そうだ村の村長さんが」は歌われていたが、やはり阪田寛夫さんの詞が雑誌に載る以前の話である。


どうやらネットの元歌(元ネタ)情報は間違いのようである・・・・・・。


また、当時は知る由もなかったが、子供たちの間で流行っていた、「そうだ村の村長さんが」という歌は、なんと全国区だったというのだ。


私が子供の頃は、このような全国的な流行のきっかけは、テレビ番組であることが多かった。


しかし、前述のように「そうだ村の村長さんが」は、昭和初期からすでに流行が始まっており、一般家庭にテレビが普及する前から、歌われていたようなのだ。


あまりに時代が古すぎて、いったいどこから始まった流行だったのかまでは、残念ながら追いかけられなかったが、当時はインターネットもSNSもまだなかったのだ。


ということは、ある地域で始まった流行が、子供たちの口コミだけで全国へ広まって行ったことになる訳だ。


これってある意味、SNSでバズることより、よっぽどすごいことではないだろうか・・・・・・。


(画像上、里山の林床に広がるキンランの群落。画像下、里山の雑木林では、この時期ヤマツツジの花が目立つ・・・・・・)


2022年4月23日 (土)

「謎フレーズ探偵」そうだ村の村長さんが ③

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今回は「そうだ村の村長さんが」の3回目、前回に引き続いて、この歌に秘められた歌詞の謎と、歴史的背景について調査を進めて行こうと思っている。


で、1回目でお話したように、「そうだ村の村長さんが」には、歌詞に様々なバリエーションがあるのだが、とても全部をご紹介することは出来ない。


そこで今回は、私が子供の頃に歌っていた歌詞のものを、1つ例に上げておくので参考にして欲しい。
それがこちらになる(↓)。


「そうだ村の村長さんが」

そうだ、そうだ、そうだ村の村長さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
葬式まんじゅう美味いそうだ
中にはあんこが入ってないそうだ


で、今回はこの「そうだ村の村長さんが」の、後半の歌詞について調査を進めて行こうと思っている。・・・・・・。


再三お話しているように、「そうだ村の村長さんが」には、歌詞に様々なバリエーションがある。


そしてそのいずれの歌詞にも、必ず登場して来るのが、「葬式まんじゅう」なのである。


そしてじつはこの「葬式まんじゅう」こそが、「そうだ村の村長さんが」の歌詞の謎を解く上で、非常に重要な役割を担っているのである。


ところで考えてみたら、最近はめっきり「葬式まんじゅう」を見なくなった。


葬式まんじゅうは全国的に見られる、日本に古くからある風習だと思っていたのだが、これはいったいどうしたことだろう。


じつはこれについては、「時代が変わった」としか言いようがない。


昔の日本では砂糖は高価でとても貴重なものでだった。


このため故人の財産の一部を、おまんじゅうという形に変えて振る舞うことで、この世の罪状を軽くして、成仏しやすくするという意味があったのだそうだ。


このように昔はおまんじゅうは高価なもので、特別な日に頂く食べ物だったのである。


それが現代では砂糖は誰でも簡単に手に入るようになり、おまんじゅうもわざわざ和菓子屋まで出向かなくても、どこでも手軽に買えるようになった。


どうやらこのことが、葬式まんじゅうの風習が廃れて行った原因の1つのようだ・・・・・・。


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では、「そうだ村の村長さんが」に出て来る葬式まんじゅうとは、いったいどのようなものだったのだろう。


じつは葬式まんじゅうは地域によって違いがあるので、一概に「コレ!」とはちょっと言いにくい。


私が見た記憶のある東日本のものは、いわゆる「春日まんじゅう」と言われる小判型をしたものと、「緑白まんじゅう(昔は青白まんじゅうと呼ばれていたそう)」と言われる、丸い形のおまんじゅうの2種類があった。


春日まんじゅうの方は、小判型の白いまんじゅうに、シノブヒバの葉っぱの型が焼き印されていて、「故人を偲ぶ」という意味を持たせていると聞いたことがある。


また、昔はおまんじゅうを、シキミやヒノキなどの、身近にあった樹木の葉で焼いていたため、これが春日まんじゅうの焼き印の模様になったとも言われているそうだ。


で、もう1つの緑白まんじゅう(青白まんじゅう)は、文字通り緑と白の丸いおまんじゅうがセットになっているもので、一見したところ、大福とヨモギ餅が並んでいるような印象である。


それにしても、こんなことをいちいち説明しなければならない時代がやって来るなんて思ってもみなかった。


昔はそれぐらい、葬式の返礼品としてまんじゅうが配られることは、当たり前の風習だったのである。


ちなみに歌詞では、「中にはあんこが入ってないそうだ」とか、「中からあんこが出たそうだ」などと、地域によって様々に歌われている葬式まんじゅうだが、おまんじゅうなので当然あんこは入っている・・・・・・。


ところで前回、炭酸水の元になる、「炭酸水素ナトリウム」をご紹介したのを覚えているだろうか。


じつは昔はおまんじゅうを作る時にも、この炭酸水素ナトリウムが使われていた。


炭酸水素ナトリウムなどと言うと、なんだか薬品みたいで、「大丈夫なの?」と心配になって来るが、前回もお話したように、炭酸水素ナトリウムとはいわゆる重曹のことである。


昔はおまんじゅうを作る時に、膨らし粉の代わりに重曹を使っていたのだ。


ただ、重曹を使用すると皮の色が黄色っぽくなり、若干独特の匂いと苦味が残ってしまう。


現在でも黒糖まんじゅうやどら焼きなどには重曹が使われていて、重曹の苦味が少し加わることで、うま味の幅を広げているのだそうだ。


逆にまんじゅうを白く仕上げたい時には、ベーキングパウダーを使用した方がよく、見た目も白くきれいに仕上がり、重曹を使用した時のような苦味も発生しない。


これはベーキングパウダーが重曹の欠点を補うために作られた膨張剤だからである・・・・・・。


で、「そうだ村の村長さんが」の歌詞をもう一度思い出してみて欲しい。


「そうだ村の村長さんが、ソーダ飲んで死んだそうだ」


この歌詞にあるソーダは、前回も書かせてもらった通り、「苛性ソーダ=水酸化ナトリウム」であろう。


そして、「葬式まんじゅう美味いそうだ」。


このまんじゅうについては、「重曹=炭酸水素ナトリウム」が使われていると先ほど書いた。


そしてこの、「重曹=炭酸水素ナトリウム」を別の言い方でいうと「重炭酸ソーダ」なのである。


つまりこの歌は、「苛性ソーダ」を飲んで死んだ村長さんがいて、その葬式で葬式まんじゅうが出された。


そしてその葬式まんじゅうにも「重炭酸ソーダ」が使われていて、「村長さんはいったいどんだけソーダが好きなんだ」という意味が隠されている歌だったのだ。


いわゆるブラックユーモアというやつである・・・・・・。


で、じつはこの「ソーダ村の村長さんが」には、元歌(元ネタ)が存在しているのだそうだ。


次回はその元歌(元ネタ)について、真偽の程を検証してみたいと思っている・・・・・・。


(画像上、アスファルトの隙間でたくましく咲くスミレの花。画像下、まるで石畳の間にきれいに配置したようなタンポポの花)


2022年4月17日 (日)

「謎フレーズ探偵」そうだ村の村長さんが ②

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さて、今回は「そうだ村の村長さんが」の2回目、この歌に秘められた歌詞の謎と、歴史的背景について調査を進めて行こうと思っている。


前回ご紹介した通り、「そうだ村の村長さんが」という歌には、様々な歌詞のバリエーションがあって、とてもじゃないが全部をご紹介することは出来ない。


そこでとりあえず、私が子供の頃に歌っていた歌詞のものを、1つ例に上げておくので参考にして欲しい。
それがこちらになる(↓)。


「そうだ村の村長さんが」

そうだ、そうだ、そうだ村の村長さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
葬式まんじゅう美味いそうだ
中にはあんこが入ってないそうだ


まずはこの歌詞をパッと見て思うことは、「なんだか事件の匂いがするな~」ということだ。


歌詞を見ると、「そうだ村の村長さんが、ソーダ飲んで死んだそうだ」とある。


普通に考えたら、ソーダと言えば炭酸飲料のことだろう。


しかし、炭酸飲料を飲んだくらいで、人は死んだりはしない。


せいぜいゲップが「グエッ!」と出るくらいである。


では、村長さんはなんで死んだのだろう。
炭酸飲料に毒でも入れられたのだろうか。


しかし、そうなると殺人事件ということになって来る。
なんとも物騒な話である・・・・・・。


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しかし、一口に「ソーダ」と言っても、世の中には飲み物ではないソーダも存在している。


例えば工業用に使われるカセイソーダなどがそうである。


カセイソーダはポーキサイトから、アルミニウムの原料を取り出すのに使われたり、製紙工場でパルプの漂白剤として利用されたりもしている。


また、鹸化作用を利用して固形石鹸の製造にも使われている。


この他にも様々な用途に使われている便利な化学物質である。


ちなみにカセイソーダは、漢字表記では「苛性曹達」と書く。


じつは「ソーダ」というのはナトリウムの古い呼び名で、カセイソーダの薬品名は「水酸化ナトリウム」である。


また、ナトリウムというのは、もともとはドイツ語で、英語表記では「sodium」となる。


したがって、漢字表記の「曹達」は当て字なのだろう。


水酸化ナトリウムは強いアルカリ性で、たんぱく質を腐食させる作用がある。


苛性曹達の「苛」という字には、からい、厳しい、イライラするなどの意味があることから、「苛性」という単語には皮膚をただれさせるという意味を持たせているのだろう。


このように「苛性曹達=水酸化ナトリウム」は、危険な化学物質であることが分かる。


恐らく村長さんが飲んだというソーダは炭酸飲料ではなく、「苛性曹達=水酸化ナトリウム」だったのだろう。


とはいうものの、カセイソーダを好き好んで飲んでみようなんて人はいないだろう。


それにカセイソーダはちょっと飲んだくらいでは、口内や消化管内の粘膜がただれる程度で、死に至るようなことにはならないはずだ。


ということは、村長さんは相当大量に飲んだ(飲まされた?)ということになるのだろう。


そうなって来ると、どちらにしても事件であることには変わりがない・・・・・・。


ところで先程、「ソーダというのは、ナトリウムの古い呼び名である」と書いた。


では、炭酸飲料の方のソーダは、なぜソーダと言うのだろう。


じつは炭酸飲料のソーダには、「炭酸水素ナトリウム」が使われている。


そう、ここでもナトリウムが登場するのだ。


カセイソーダの方は「水酸化ナトリウム」である。


名前に同じナトリウムが付くが、全然違う物質なので、混同しないように読み進めて行って欲しい。


ちなみに炭酸水素ナトリウムの別名は「重炭酸ナトリウム」、それを別の言い方でいうなら「重炭酸ソーダ」で、それを更に身近な言葉に置き換えるなら「重曹」ということになる。


で、この炭酸水素ナトリウム(重曹)に、水とクエン酸を混ぜると、炭酸ガスが発生して「炭酸水」が出来上がる。


ちなみにこれに砂糖を加えればサイダーになる。


また、クエン酸はレモン汁でも代用可能で、これに砂糖を加えればレモンソーダが出来てしまう。


で、じつはこの炭酸水素ナトリウム(重曹)は、「ソーダ村の村長さんが」の後半の歌詞にも深く関わって来るので、次回は今回の内容の続きとして、その後半の歌詞の謎解きから始めようと思っている・・・・・・。


(画像上、林床でクマガイソウが開花。画像下、里山のあちこちで咲き出したミツバツツジの花)


2022年4月11日 (月)

「謎フレーズ探偵」そうだ村の村長さんが ①

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今回の「謎フレーズ探偵」のテーマは、「そうだ村の村長さんが」という歌である。


私が子供の頃、この歌は特別流行っていたという訳ではなかったが、炭酸飲料を飲む時には、みんな思い出したように歌っていたのを覚えている。


「なぜ、炭酸飲料を飲む時に?」という疑問については、歌詞を見てもらえば一目瞭然なので、まずは私が子供の頃に歌っていた歌詞のものを先にご紹介してみたい。


「そうだ村の村長さんが(A)」

そうだ、そうだ、そうだ村の村長さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
葬式まんじゅう美味いそうだ
中にはあんこが入ってないそうだ


このように歌詞に「ソーダ」という単語が出て来るので、子供の頃は炭酸入りのジュースを飲む時に、この歌をふと思い出して歌っていたのだろう・・・・・・。


で、この「そうだ村の村長さんが」という歌なのだが、じつはこれ、どうも全国的に歌われていた歌だったらしいのだ。


なんだかそこらへんのバカな小学生が、思い付きで作った歌のように聞こえるが、どうやらそうではなかったらしい・・・・・・。


そこでいつものメンバーに協力してもらい、「そうだ村の村長さんが」という歌について、ちょっと調べてみることにした。


すると私の知っていた「歌詞A」とは、違う歌詞のものがけっこう出て来たので、順番にご紹介して行こうと思う。


「そうだ村の村長さんが(B)」

そうだ、そうだ、そうだ村の村長さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
葬式まんじゅうでっかいそうだ
おいらが行ってもくんないそうだ


「そうだ村の村長さんが(C)」

そうだ、そうだ、そうだ村の村長さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
葬式まんじゅうでっかいそうだ
中からあんこが出たそうだ


「そうだ村の村長さんが(D)」

そうだ村の村長さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
葬式まんじゅう出ないそうだ


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「そうだ村の村長さんが(E)」

ソーダー村のソーダーさんが
ソーダー飲んで死んだそうだ
ソーダーさんの葬式には
ソーダーがいっぱい出るそうだ


「そうだ村の村長さんが(F)」

ソーダ村の村長さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
かわいそうだ


「そうだ村の村長さんが(G)」

ソーダ村の村長さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
明日の葬式忙しそうだ


じつは上にご紹介した、「歌詞A~G」以外にも、歌詞の違うものが複数あった。


しかし、それらについては、冒頭の「そうだ村」の表記だけが違うものがほとんどで、全体の内容については、ほぼいっしょだった。


で、「そうだ村」の表記についてだが、歌詞A~Gにあった、「そうだ村」、「ソーダー村」、「ソーダ村」の他に、漢字表記で「早田村」、「双田村」、「相田村」などが見られた。


恐らくこれらの違いは、人から人へ伝わる際に、文章ではなく、伝聞形式で伝えられているため、受け取る側の判断で、様々な表記になって行ったものと思われる。


変わり種として、「相談村」というのもあったが、これは明らかに聞き間違いである・・・・・・。


また、伝聞がさらに進み、歌詞まで変化してしまっていたものもあったので、参考までに1つ紹介しておく。
それがこちら(↓)。


「歌詞(H)」

ソーダ会社の早田さんが
ソーダ飲んで死んだそうだ
葬式まんじゅう美味かったそうだ


このように「そうだ村の村長さん」が、「ソーダ会社の早田さん」や「ソーダ屋の相田さん」になってしまっているものもあった。


ちなみに早田さんも相田さんも、「そうださん」と読むのは言うまでもない。


で、この「そうだ村の村長さんが」という歌は、調べてみると、なんと昭和初期からあった歌のようで、全国の小学生の間で、代々歌い継がれて来たらしい。


そんな訳で次回からは、この歌の歌詞の謎と歴史的背景について、調査を進めて行こうと思っている。


ちなみに今回は過去最長の4回シリーズになる(汗)・・・・・・。


(画像上、満開になったヒュウガミズキの花。画像下、まるでここだけ雪が降り積もったようなユキヤナギの花)



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