妙に疲れた1日・・・
私は10時、12時、15時に、きっちり休憩を取れる仕事をしているわけではないので、長時間休憩を取らずに仕事をすることも少なくない。
だから休めるときにしっかり休まないといけないので、時間に余裕がある時は仮眠を取ることにしている・・・・・・。
その日、私は仕事のパートナーの里帆さんに、「〇時頃に起こしてね」と告げて眠りについた。
起こしてもらうので文句は言えないが、じつは以前、里帆さんに起こしてもらうようお願いをして、眠りについていたところ、里帆さんも机に突っ伏して眠ってしまっていたらしく、30~40分仮眠を取る予定だったのが、なんと1時間半も眠ってしまっていたことがあった・・・・・・。
だから私はちょっと心配だったのだが、その日の里帆さんはきっちりと、定刻に起こしに来た。
そして私は里帆さんに声を掛けられることになるのだが、その言葉にギョッとして目覚めることになる・・・・・・。
里帆さんは仮眠室に入って来るなりこう言ったのだ。
「ねぇ、うんこしていい?」
私は眠気が一気に吹き飛び、里帆さんに、「早く行って来なよ!」と血相を変えて言っていた・・・・・・。
すると里帆さんは、その言葉とは裏腹に、妙に落ち着いた様子で、「はい?どこへですか?」と聞いてきた。
「どこへってトイレに決まってるだろ」と言ったところ、「私べつにトイレなんて行きたくないですよ?」という。
じゃあ、何でさっき、「うんこしていい?」なんて聞いたのさと聞いたところ、「私そんなこと言ってないですよ。もう、起こしていい?って聞いたんです」というではないか。
私は里帆さんが便意に耐えながら、起こしに来たんじゃなくて本当によかったと、「ホッ」と胸を撫で下ろしていた・・・・・・。
里帆さんは、「少し早めに起こしに来たので、時間まで休憩室に行きましょ」というので、着いて行くことにする。
里帆さんはずっとテレビを見ていたらしく、テレビが点けっぱなしになっていた。
すると里帆さん、テレビの画面を指さして、「ああ、そうそう、この娘たちすごいんですよ」という。
インタビューを受けている少女たちは、ごく普通の女の子にしか見えず、高校生と中学生といったところか・・・・・・。
そこで何がすごいのか里帆さんに尋ねると、「なんと!助平姉妹なんです~」と、信じられない答えが返って来た。
「真面目そうに見えるのに、じつはむっつりスケベなのか・・・・・・」と、ひとり言をつぶやいていたら、「何いってるんですか。助平姉妹じゃないですよ!スケボー姉妹ですよ、スケボー!」というではないか。
冷静に考えてみれば、全国放送のテレビ番組で、真っ昼間から、ただの助平な姉妹を紹介するわけがない。
そして間髪を入れずに里帆さんが、「なに残念がってるんですか」と突っ込みを入れて来たところを見ると、どうもその時の心情が顔に出ていたらしい・・・・・・。
私は自分では喜怒哀楽が顔に出る方ではないと思っていたので、少々ショックを受けていた。
私は里帆さんの、「何だか曇って来たけど雨降らないですよね?」という問いに、「う~ん」などと、生返事を返しつつ、どうやったら、その時の気分を顔に出さずに、その場をやり過ごせるかを、自分の顔を撫で回しながら考えていた・・・・・・。
すると突然里帆さんが、「あ、ヨードチンキだ!」と声を張り上げた。
私は何のことか分からず、「ヨードチンキ?」と里帆さんの顔を見た。
里帆さんは私のその様子を見て、「へ?」という顔をしていたので、「いま、ヨードチンキだって言ったよね?」と聞くと、里帆さんは笑いながら、「ちょうど天気だって言ったんです」と言いながら、テレビの天気予報を指さした。
その後、私たちは、「じゃあ、ヨードチンキって何だっけ?」という話になり、ネット検索までする羽目になったのだった。
仮眠を取ったのに、なんだかいつもより疲れた気がする・・・・・・。
(画像上、ワインレッドの印象的なアジサイの花・・・・・・。画像下、高木なので、花が咲いていることに気付きにくいが、タイサンボクも梅雨時に咲く花だ・・・・・・)




















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